ライフ

内藤麻里子の文芸観察(22)

『島はぼくらと』(2013年)、『かがみの孤城』(2017年)など少年、少女を描いて定評のある辻村深月さんが、『琥珀の夏』(文藝春秋)で新たな舞台に挑戦した。それは、自らは「宗教」と名乗らない設定の、集団生活をする思想団体である。

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大人のSNS講座(8) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

SNSで受けた傷は、SNSでは癒やせない

前回は、「マナーを守りましょう」だけでは、SNSでのトラブルは防げないとお伝えしました。今回は、個人の努力や注意だけでは回避できないリスクがあることを前提にして、どのようにSNSでのトラブルを予防し、対処していくかについて、具体的な方法を解説します。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(6) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

暮らしに不可欠なものとは

今回が連載6回目。後半戦に入ります。いよいよ「コロナ禍のこども食堂」に話題を移していきましょう。

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内藤麻里子の文芸観察(21)

今年1月、『心淋し川』で直木賞を射止めた西條奈加さんの新作が、『曲亭の家』(角川春樹事務所)だ。受賞後第一作となるわけだが、なんとこれが全く新しい時代小説なのだ。思い切って言ってしまえば、フェミニズム時代小説である。

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大人のSNS講座(7) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

「マナーを守ろう」だけでは、トラブルは防げない

SNSが社会に普及してから10年以上が経った現在、SNSを利用する際のマナーに対する啓発や教育は、学校や職場など、さまざまな場面で行われるようになってきています。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(5) 文・湯浅誠(NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

気持ちを盛る“器”

こども食堂は、子どもを真ん中に置きつつも、地域の多くの住民が多世代で交流するみんなの居場所だとお伝えしてきました。このようなこども食堂がわずかな期間に全国に広がったのは、人々がこうした場を求めていた証(あかし)です。それはこども食堂が、「地域や社会、子どもたちの現状に課題意識を持っている人が、その気持ちを盛るための絶好の“器”になっている」ということでもあります。

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内藤麻里子の文芸観察(20)

残念ながら、21世紀といえども女性は子供の頃から“女”という枠にはめ込まれて育つ。徐々にその枷(かせ)に異を唱える声は沸き起こっているものの、社会は一気には変わらない。『あとかた』(2013年)、『男ともだち』(2014年)などで女性の生きづらさを繊細に描いてきた千早茜さんが、新刊の『ひきなみ』(角川書店)で、繊細さに力強さが加わった物語を紡ぎ出した。

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大人のSNS講座(6) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

「嫌な気持ち」をあなたはどこまで許せる?

前回の記事で、ネット通販大手アマゾンで定価の数倍で売られている「鬼滅の刃マンチョコ」を買った話を書いたところ、読者の方から「高額転売」の問題に触れる行為だというご意見を頂戴(ちょうだい)しました。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(4) 文・湯浅誠(NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

こども食堂はみんなの居場所

地域のにぎわいをつくる「こども食堂」は、貧困家庭の子にも、「ふつう」の家庭の子にも、すべての子どもにとって意味のある場所だという話をしてきました。しかし、それだけではありません。こども食堂は大人にとっても意味のある場所です。

こども食堂なのに大人が行っていいの? と思う方もおられるかもしれませんが、全国に5000カ所あるこども食堂の8割は、誰が行ってもいい場所で、大人もたくさん参加しています。

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内藤麻里子の文芸観察(19)

青山文平さんの『泳ぐ者』(新潮社)は、異色の時代小説だ。本格ミステリーの形を取って妙味ある謎解きをする縦軸に、主人公が生きる道を模索する横軸が絡み合う。そのどちらからも、現代の私たちの心を奪う光が投げかけられてくる。

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