第52回「青年の日」フォト&ボイス それぞれの場所でできることを “一滴”が大きな力に

平和の大河へ――参加者の声

5月16日を中心に、立正佼成会の第52回「青年の日」の取り組みが各教会で実施された。全国の青年部員たちは新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、「持続可能な開発目標」(SDGs)に関するオンライン学習会や清掃活動など、趣向を凝らした活動を展開した。活動の様子と参加者の声を紹介する。

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【日本ほめる達人協会理事長・西村貴好さん】褒めることは思いやりの意思表示 人を生かし、自らを幸せにする

褒められると、人は生き生きとしてくる。しかし、日本人は相手の欠点に目がいきがちで、褒めるのは苦手だといわれる。一般社団法人・日本ほめる達人協会では、独自の検定や講演活動を通し、「ほめる達人(ほめ達!)」の普及に取り組んでいる。伝授するのは、触れ合う相手の良さや特有の価値を見いだして、信頼関係を基に互いが高まっていく考え方やコミュニケーションの方法だ。「誰もが尊敬し合える世界にすることがモットー」と語る西村貴好理事長に、褒めることの効用や秘訣(ひけつ)を聞いた。

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バチカンから見た世界(108) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

中東和平の最大の難関 聖都エルサレム問題が再燃

「私たちは何百回も目にし、言ってきた。聖都エルサレム問題に触れると、宿命であるかのごとく暴力と苦痛が広まり、全ての人々を巻き込む、と。中東紛争の中核はいずれの時も聖都の問題なのだ。教皇ヨハネ・パウロ二世が認めていたように、エルサレムに平和が来なければ、他の地域にも平和は来ないのだ」。これは、カトリック教会聖地管理局のイブラヒム・ファルタス神父の発言だ。

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5月16日を中心に、全国で第52回「青年の日」

立正佼成会の青年部員がそれぞれの地域で菩薩行を実践する「青年の日」。『大河の一滴になろう。』をメーンテーマに、今年は5月16日を中心に各地で実施された。

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唯仏与仏(77) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

立正佼成会では、法座や道場当番など、すべての修行で感謝の心を学んでいきます。それが生活に生かされ、仏さまの「智慧(ちえ)」と「慈悲」のなかに生かされていることを知ると、もう、じっとしてはいられません。心には、「人さまに喜ばれることをしたい」という気持ちが猛然と湧きあがってきます。そして、「一食を捧げる運動」や「アフリカへ毛布をおくる運動」などの布施行を率先して実践するようになって、その姿に大勢の人が共感を寄せてくださり、運動の輪が広がっていくのです。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(51) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

社会的不幸の中で生き延びる鍵

因果律(どのような事象も全て何らかの原因の結果として生じるという考え方、法則)を基に、一人ひとりの「個人的因果」と集合的な「政治的因果」を考えることができる。後者による結果が、“社会的な不幸”となって現れ、今月に入ってこれまで以上にそれが明らかになってきているのが今の日本の状況だ。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(5) 文・湯浅誠(NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

気持ちを盛る“器”

こども食堂は、子どもを真ん中に置きつつも、地域の多くの住民が多世代で交流するみんなの居場所だとお伝えしてきました。このようなこども食堂がわずかな期間に全国に広がったのは、人々がこうした場を求めていた証(あかし)です。それはこども食堂が、「地域や社会、子どもたちの現状に課題意識を持っている人が、その気持ちを盛るための絶好の“器”になっている」ということでもあります。

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「私たちの“発”」応援プログラム 今年は特に個人の取り組みを後押し

立正佼成会の「私たちの“発”」応援プログラムが今年も実施される。同プログラムは、教団創立100年に向けた基本構想にある「惜しみなくつながる~菩薩を育てる苗代となる~」(母型=マザープログラム)の精神を踏まえ、各会員が「人の役に立ちたい」という菩提心を行動に移す過程を教会や教団本部が応援するもの。

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南多摩教会で周年記念式典

『ありがとう南多摩70年 つなGO未来へ きらきらキラリ』をテーマに、立正佼成会南多摩教会は5月7日と9日に、記念式典の映像を動画共有サイトを通じて会員に配信した。

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TKWO 創立60周年記念書籍を発刊

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の創立60周年を記念する書籍『東京佼成ウインドオーケストラ60年史』(新潮社図書編集室)が、4月下旬に発刊された。昨年、60周年を迎えたTKWOの原点を振り返り、これまでの歴史を凝縮した一冊になっている。

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