第52回「青年の日」 平和に向けて心を合わせ 全国で多彩な活動を展開

コロナ禍の中で、それぞれに工夫を凝らし

全国の立正佼成会青年部員が地域や世界の平和のために菩薩行を実践する「青年の日」の取り組みが5月16日を中心に、各地で実施された。52回目を迎える今年のメーンテーマは昨年に続き、『大河の一滴になろう。』。各教会では、新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、国連で定められた「持続可能な開発目標」(SDGs)の学習会をはじめ、「一食(いちじき)ユニセフ募金」や「清掃奉仕」など多彩な活動を展開した。正午には全国一斉に1分間の「全国青年の祈り」が捧げられた。この日、各教会の取り組みの様子が「青年の日」ウェブサイトに投稿された。

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「釈迦牟尼仏ご命日(布薩の日)」式典で庭野会長が法話 コロナ禍でも自らを鍛えて活性化

立正佼成会の「釈迦牟尼仏ご命日(布薩=ふさつ=の日)」式典が5月15日、東京・杉並区にある大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の模様はインターネットの動画共有サイトで、ライブ配信(会員限定)された。

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BCYCCのトアソン会長が逝去 庭野会長、光祥次代会長が弔意

立正佼成会の青年との対話、交流に尽力したバターンキリスト教青年会(BCYCC、フィリピン)のホセ・パウロ・バンソン・トアソン会長が5月6日、交通事故により逝去された。36歳だった。訃報に接し、庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長、かつて青年本部長を務めた國富敬二理事長が同9日、故人の母親であるバターンキリスト教青年財団(BCYFI)理事長のアナ・マリア・バンソン・トアソン氏に宛て弔電を送った。

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「アイラブ団参『耳の聞こえない・聞こえにくい人のオンライン参拝』」第1回

「第18回アイラブ団参『耳の聞こえない・聞こえにくい人のオンライン参拝』」が5月16日、立正佼成会(東京・杉並区)の大聖ホールを拠点にウェブ会議システムを使って行われた。テーマは『輝く私になろう~オンラインをきっかけに教えを生かして今いる所でがんばろう~』。全国から会員25人が参加した。

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佼成学園女子高ハンド部 春季都大会優勝

「令和3年度東京都高等学校ハンドボール春季大会兼関東高等学校ハンドボール大会都予選」が4月18日から5月5日まで開催され、佼成学園女子高校ハンドボール部が優勝した。これにより28年連続47回目の関東大会出場を決めた。

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第52回「青年の日」フォト&ボイス それぞれの場所でできることを “一滴”が大きな力に

平和の大河へ――参加者の声

5月16日を中心に、立正佼成会の第52回「青年の日」の取り組みが各教会で実施された。全国の青年部員たちは新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、「持続可能な開発目標」(SDGs)に関するオンライン学習会や清掃活動など、趣向を凝らした活動を展開した。活動の様子と参加者の声を紹介する。

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【日本ほめる達人協会理事長・西村貴好さん】褒めることは思いやりの意思表示 人を生かし、自らを幸せにする

褒められると、人は生き生きとしてくる。しかし、日本人は相手の欠点に目がいきがちで、褒めるのは苦手だといわれる。一般社団法人・日本ほめる達人協会では、独自の検定や講演活動を通し、「ほめる達人(ほめ達!)」の普及に取り組んでいる。伝授するのは、触れ合う相手の良さや特有の価値を見いだして、信頼関係を基に互いが高まっていく考え方やコミュニケーションの方法だ。「誰もが尊敬し合える世界にすることがモットー」と語る西村貴好理事長に、褒めることの効用や秘訣(ひけつ)を聞いた。

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バチカンから見た世界(108) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

中東和平の最大の難関 聖都エルサレム問題が再燃

「私たちは何百回も目にし、言ってきた。聖都エルサレム問題に触れると、宿命であるかのごとく暴力と苦痛が広まり、全ての人々を巻き込む、と。中東紛争の中核はいずれの時も聖都の問題なのだ。教皇ヨハネ・パウロ二世が認めていたように、エルサレムに平和が来なければ、他の地域にも平和は来ないのだ」。これは、カトリック教会聖地管理局のイブラヒム・ファルタス神父の発言だ。

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