内藤麻里子の文芸観察(19)

青山文平さんの『泳ぐ者』(新潮社)は、異色の時代小説だ。本格ミステリーの形を取って妙味ある謎解きをする縦軸に、主人公が生きる道を模索する横軸が絡み合う。そのどちらからも、現代の私たちの心を奪う光が投げかけられてくる。

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大聖堂の桜が満開 春風に吹かれて

春を迎え、大聖堂周辺(東京・杉並区)の桜が満開になりました。春風に吹かれて舞う桜の花びらには、自然のたおやかな美しさが漂います。

今年は全国各地で例年より早い開花となっており、東京も昨年に続き観測史上最も早い開花になりました。

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ゲノム編集と出生前検査の問題をテーマに 教団付置研究所懇話会「生命倫理研究部会」第21回研究会

立正佼成会の中央学術研究所が加盟する教団付置研究所懇話会の「生命倫理研究部会」は3月25日、第21回研究会をウェブ会議システムを使用して行った。オブザーバーを含む13団体から30人が参加。本会から中央学術研究所の橋本雅史所長らが参加した。

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明るい社会づくり運動提唱50周年記念誌を発刊

NPO法人「明るい社会づくり運動」(明社)はこのほど、提唱50周年にあたっての記念誌を発刊した。

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WCRP国際委とテドロスWHO事務局長がオンライン会合 光祥次代会長がスピーチ

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会は3月19日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長との会合をオンラインで開いた。新型コロナウイルスのワクチンの公平な配布に向け、諸宗教者のネットワークを通じてWHOの活動に協力するためのもの。同国際委からはアッザ・カラム事務総長をはじめ役員20人が参加。立正佼成会から同国際委の共同議長を務める庭野光祥次代会長が参加し、スピーチした。

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東日本大震災から10年 本会一食平和基金と連携し福島を支援したNPO法人「福伝」の代表に聞く

東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から10年が経過した。福島県では現在も3万人以上が県内外に避難する。立正佼成会一食(いちじき)平和基金は2014年から、地域のニーズに沿って支援活動にあたる市民団体に資金を助成。これまで36団体に4980万円を拠出した。同基金と連携し、助成先の選定や現地でのコーディネートを担ってきたのはNPO法人「ふくしま地球市民発伝所」(福伝)だ。その立ち上げから今日までの活動を二人三脚で牽引(けんいん)してきた竹内俊之代表理事と藤岡恵美子事務局長に、福島の現状と課題、活動の歩みを聞いた。なお、福伝の活動は年内で終了することが決まっている。(本文敬称略)

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(27)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、横須賀教会支部長、大田教会会員です。

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バチカンから見た世界(106) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

「共に天を見つめ地を歩こう」 教皇がイラクの諸宗教指導者に呼びかけた言葉の意味

2003年に起きたイラク戦争の直前、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世は、同国のサダム・フセイン大統領と米国のジョージ・ブッシュ大統領に特使を派遣した。米国を中心とする有志連合による軍事介入を回避するためだった。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 3月の法話から

3月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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