明るい社会づくり運動提唱50周年記念誌を発刊

明るい社会づくり運動提唱50周年記念誌

NPO法人「明るい社会づくり運動」(明社)はこのほど、提唱50周年にあたっての記念誌を発刊した。

この運動は1969年、「多くの人の善意と奉仕活動を通じて明るい社会をつくろう」という願いのもと、庭野日敬開祖の提唱によって始まった。一昨年に提唱から50周年を迎えた。

これまで、全国各地でシンポジウムの開催や青少年育成、清掃奉仕、災害発生時の支援活動など地域に根ざした取り組みを、市民や地域の諸団体とも協力しながら続けてきた。立正佼成会も協力団体として運動に参画している。

記念誌には、発刊にあたって秋葉忠利理事長の挨拶文が掲載された。また、一昨年4月に東京・港区のメルパルクホールで開催された「明るい社会づくり運動 提唱50周年記念大会」の模様を収録。庭野日鑛会長の協力団体挨拶、小池俊雄東京大学名誉教授による基調講演、地区明社の代表者5人による『明社運動と私の夢』と題した発表、大会宣言文などが詳しく紹介されている。

さらに、50年の歩みを紹介する年表なども記載され、半世紀にわたる明社の取り組みを振り返るとともに、今後の活動のあり方を示す内容となっている。