英国のエディンバラ公が逝去(海外通信・バチカン支局)

英国のエリザベス女王の夫であるエディンバラ公フィリップ殿下が4月9日、99歳で逝去された。訃報を受けた英国国教会の最高指導者であるジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教は声明文を公表した。この中で同大主教は、「英国とコモンウェルス(イギリス連邦)の国民たちと共に、エディンバラ公フィリップ殿下の死を悼み、その献身的な奉仕に対して神に感謝する。フィリップ殿下は73年間にわたり、英国女王に対する尽きることのない支持と飽くなき忠誠を常に示された」と哀悼の意を表明。フィリップ殿下が「自身ではなく他者の利益を優先させることによって、キリスト教の奉仕の精神に対する模範を示した」と述べた。

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NGO活動に従事する個人を表彰 「アーユスNGO大賞(茂田賞)」に市民外交センター共同代表の上村英明氏

NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワークによる「アーユス賞授賞式」が3月30日、東京・港区の浄土真宗本願寺派光明寺で行われた。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(2) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)

日本神話が伝える豊かな世界観は、今を生きる私たちへのメッセージ

『古事記』や『日本書紀』といえば、まさに日本神話の代名詞であり、神道の代表的古典ともいうべき書物である。『古事記』は、和銅五(七一二)年の撰上(せんじょう)から本年で千三百九年目、『日本書紀』も昨年(二〇二〇年)が養老四(七二〇)年の撰上から千三百年という佳節であった。

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唯仏与仏(73) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

仏さまを信じて仰ぐ心は、「法」に帰依(きえ)する心を深めていきます。そして、実生活に「法」を生かしていくなかで、その心が大きくはぐくまれていきます。

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えっ、これも仏教語!?(49) 【がらんどう】伽藍堂

現代では、大きな建物や広い室内に何もない様子を「がらんどう」とか「ガランとしている」という言い方をします。これは、「伽藍(堂)」が語源です。

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