男たちの介護――(17) 遠距離の老老介護 母と穏やかな時間を過ごすために

母を見送るまでは倒れない

仲田惠三さん(71)は、7年前から父親の介護のため、自宅から約500キロ離れている生家へ、月に一度通っていた。いわゆる「遠距離介護」だった。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・奥山泰三さん Vol.2

トランペットの華々しい音色にすっかり魅了された奥山泰三さん。当時の人気お笑いTV番組のコント映像よりも、その奥に並ぶビッグバンドのトランペッターの演奏が気になるほど、“トランペット少年”でした。東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)入団後から大切にしてきたプロ奏者としての自負や、技術のさらなる向上を目指した努力の数々とは?

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えっ、これも仏教語!?(28) 【おうじょう】往生

現在では、「あの人は大往生だった」「往生際が悪い」など、死や、追いつめられて諦めの状態を表現するときに使われます。また、「道が混んでて往生した」など、“大変さ”や“困難”を表す場合に用いられます。

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本会一食平和基金「2018年度運営報告」を発表 総額2億7214万円が「貧困(飢餓)の解消」はじめ各分野に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金の「2018(平成30)年度の運営報告」が先頃、同運営委員会から発表された。昨年度の支援総額は2億7214万7883円。同委による中期運営方針(2018~23年)に基づき、「貧困(飢餓)の解消」「教育・人材育成」に重点を置いた国内外の事業に活用された。

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WCRP/RfP日本委 PNND日本と「核兵器廃絶に向けた共同提言文」作成 NPT再検討会議の準備委員会で各国政府に訴え

核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)日本の総会が4月25日、東京・永田町の衆議院第二議員会館で行われ、席上、PNND日本と世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会による「核兵器廃絶に向けた共同提言文」がまとめられた。

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第50回「青年の日」を前に 中村習学部長に聞く

立正佼成会の青年部員が、地域への貢献や世界平和を願って具体的な活動を行う「青年の日」。今年の実施日は5月19日で、今回で50回を数える。節目を迎える今年の「青年の日」を前に、全国の青年部員に向けた本会習学部の中村記子部長の談話を紹介する。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(27) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

「法を人様に伝えることを通して、自分自身に法を教えていきなさい」

私が今住んでいる瞑想(めいそう)修行場「ウィリヤダンマ・アシュラム」。そこで修行するお坊さまたちを案内して、4月29日から5月8日まで来日ツアーを行った。スティサート師とサンティポン師のお二人の僧侶は、スカトー寺で出家され、長年修行を積まれている。私が尊敬するお坊さまたちである。以前から私は、ぜひお二人を日本にお連れし、瞑想会などを開催できたら、人生の悩みや苦しみに直面している方、あるいは瞑想を学んでいる日本の方のお役に立てるのではないかと感じていた。

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明るい社会づくり運動 庭野開祖の提唱から50周年 東京で「記念大会」開催

「明るい社会づくり運動 提唱50周年記念大会」(主催=NPO法人「明るい社会づくり運動」)が4月27日、東京・港区のメルパルクホールで行われた。明るい社会づくり運動(明社)は1969年、庭野日敬開祖の提唱によって始まる。半世紀の節目を迎えた大会のテーマは『伝統と革新』。理事や全国各地の推進協議会の代表など運動を推進する1554人が参加した。大会では、協力団体挨拶として庭野日鑛会長がスピーチ。小池俊雄東京大学名誉教授が基調講演を行った。

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10連休中 各地で「一食ユニセフ募金」や「アフリカへ毛布をおくる運動」

皇位継承に伴う大型連休の間、立正佼成会の各教会では、ユニセフ(国連児童基金)に協力して貧困や紛争で苦しむ子どもたちを支援する「一食(いちじき)ユニセフ募金」や、厳しい生活を送るアフリカの人々に、日本の市民から提供された毛布を届ける「アフリカへ毛布をおくる運動」の取り組みが行われた。

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第10回フォコラーレ大志・交流使節団 各教区代表がイタリア訪問 信仰観や実践について意見交換

立正佼成会各教区の青年部の代表による「第10回フォコラーレ大志・交流使節団」(団長=西由江習学部次長)の一行14人が4月28日から5月5日まで、イタリアを訪れた。

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