北海道地震 道庁からの支援要請受け、本会会員が災害ボランティア

「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」で甚大な被害を受けた厚真(あつま)町、むかわ町で9月11日から14日まで、立正佼成会北海道支教区の各教会に所属する会員がボランティア活動を行った。この活動は、9日に北海道庁からの支援要請を受けて実施されたもの。4日間で延べ133人の会員が参加し、避難所の清掃や炊き出しなどに当たった。

続きを読む

唯仏与仏(16) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

いま、人類にとって最大の問題は、地球環境の危機です。これを解決しなければ、そう遠くない将来に地球も人類も破滅するだろうと危惧(きぐ)されています。それを解決するのは何かといえば、とくに先進諸国の人びとの「貪欲(とんよく)」を抑制することです。「物質的にもっと繁栄したい」「もっと安楽に、もっと便利に生活したい」という「貪欲」が、現在のような環境危機を生み出したのです。

続きを読む

TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・ガルシア・安藤真美子さん Vol.3

出産によるブランクを乗り越え、ガルシア・安藤真美子さんは今、育児と演奏家の両立を果たし、充実した日々を過ごす。ギタリストの伴侶と新たな音楽活動にも挑戦している。音楽への思い、そして若い人に向けた上達のための練習の秘訣(ひけつ)を紹介する。

続きを読む

平和こそ生活の原点 日本国憲法Q&A(8)――「政教分離の原則」はなぜ必要?

第二次世界大戦終戦後の1947年、日本国憲法は施行されました。憲法は「法の中の法」「決まりの中の決まり」ともいわれるもので、私たち一人ひとりの自由や権利を守り、その人生や生活を支えています。

続きを読む

「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(17) 番外編1 文・黒古一夫(文芸評論家)

「ユートピア」を求めて(1)

この連載の延長が決まった時、まず考えたのは、戦後73年を10年ごとに区切って「時代」の声を伝えるという趣旨からは外れるが、「戦後社会」という大きな枠組みで捉えた場合、私たちが生きてきたこの社会の現実を相対化する、あるいは問題点を浮き彫りにする作品のことであった。

続きを読む

普門館で「鼓笛有志による報恩感謝のつどい」 真心込めて奏で、舞う

『思い出をありがとう』をテーマに9月9日午後、「鼓笛有志による報恩感謝のつどい」が普門館ステージ上で行われた。これは、普門館への報恩感謝のつどい実行委員会によるもので、立正佼成会東京教区4支教区30教会の鼓笛隊、バトンチームの演奏・演技者、観客を含む1300人が集った。

続きを読む

長沼脇祖を追慕する「脇祖さま報恩会」 全てが仏性の現れと庭野会長が法話

立正佼成会の創立と発展に尽くした長沼妙佼脇祖。その祥月命日にあたる9月10日、「脇祖さま報恩会」が東京・杉並区の大聖堂をはじめ全国各教会で行われた。

続きを読む

ローマ教皇 「来年に訪日」の意向を表明 (海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは9月12日、水曜日恒例のバチカン広場で行われる一般謁見(えっけん)を前に、教皇パウロ六世ホールの控室で「天正遣欧使節顕彰会」の代表団と面会した。

続きを読む

幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(7) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

お釈迦さまを引き留めた少女――プンナー

コーサラ国のアナータピンディカ長者の使用人に、女の子が生まれました。その世帯でちょうど100番目に生まれた子供だったので、プンナー(満ち足りる)と名付けられました。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(19) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

明治維新をどう見てどう活かすか

「ちょうど今晩のNHK大河ドラマ『西郷どん』(のテーマ)は『薩長同盟』だ。しっかり薩長で力を合わせ、新たな時代を切り開いていきたい」

安倍首相は鹿児島でこう述べて、自民党総裁選の出馬表明を行った(8月26日)。総裁選のために首相に協力した議員の選挙区・鹿児島と自らの出身地・山口との「薩長」の絆を演出したという。

続きを読む