世界中の母と子を支え 40年目を迎えた本会「一食ユニセフ募金」

紛争や災害に苦しむ世界の子どもたちを救うため、ユニセフ(国連児童基金)を通じて支援する立正佼成会の「一食(いちじき)ユニセフ募金」が、今年で40年目を迎えた。これまで、街頭募金やチャリティーバザーなどで全国の会員、市民から寄せられた浄財は69億円以上。その浄財は、公益財団法人「日本ユニセフ協会」を通してユニセフ本部へ送られ、アジアやアフリカ、中米地域の子どもたちに対する教育や保健などの支援事業に充てられてきた。募金の主な使途を紹介する。

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「一食ユニセフ募金」40年 早水研・日本ユニセフ協会専務理事からのメッセージ

ユニセフは、国際児童年に当たる1979年に、立正佼成会とのパートナー関係を樹立しました。それ以来、長年にわたり「一食(いちじき)ユニセフ募金」を通じて、皆さまから69億円を超える浄財をお預かりしています。皆さまと歩んできた40年、たくさんの時間や価値を共有し、今日を迎えられたことをうれしく思います。

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バチカンから見た世界(56) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

欧州のポピュリズムとキリスト教

ハンガリー議会(一院制、定数199)の選挙が4月8日に行われ、オルバン首相が率いる与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が圧勝した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトサクソフォン・林田祐和さん Vol.2

サクソフォンを始めたきっかけは、楽器の見た目、「格好良さ」だったと林田祐和さんは話した。今回は、サクソフォンの魅力やあるテレビ番組でのエピソードを紹介する。

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平和こそ生活の原点 日本国憲法Q&A(1)――憲法とは?

第二次世界大戦終戦後の1947年、日本国憲法は施行されました。憲法は「法の中の法」「決まりの中の決まり」ともいわれるもので、私たち一人ひとりの自由や権利を守り、その人生や生活を支えています。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(7) 文・黒古一夫(文芸評論家)

施政権返還前(占領下)の沖縄

私たちが忘れてならないのは、アジア太平洋戦争(第二次世界大戦)が終わって日本は「平和国家」として再出発したが、世界の各地では、大戦後のアメリカとソ連の対立による東西冷戦構造を反映した、さまざまな戦争が起こっていたということである。

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「憲法改正」は暮らしに直結 新宗連首都圏総支部が平和学習会

『憲法改正と国民投票』をテーマに、新日本宗教団体連合会(新宗連)首都圏総支部による「平和学習会」が4月9日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で開催された。8教団から約300人が参集した。

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幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(2) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

妻の鑑(かがみ)――ナクラマーター

「理想の夫婦」って、どんな感じだと思いますか? お釈迦さまから「夫婦のお手本」と褒められた二人がいるのをご存じでしょうか。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(14) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

東アジアの再生の時

4月は桜の季節だ。お花見をした人も少なくないだろう。冬が過ぎて、植物が芽吹き、開花していく。学校は新学期を迎える。春は再生の時なのだ。

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本会ウェブサイトが装いを新た スマホやタブレットでの利用が便利に

立正佼成会創立80周年を迎え、本会のウェブサイトが4月8日、リニューアルした。

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