「第31回世界宗教者平和のための祈りの集い」ドイツのミュンスター、オスナブリュックで 光祥次代会長が出席

「第31回世界宗教者平和のための祈りの集い」が9月10日から12日まで、ドイツ北西部のミュンスター、オスナブリュックの両都市で開催された。世界50カ国以上から約500人の諸宗教者、政治指導者、研究者らが参加。立正佼成会から、正式代表として庭野光祥次代会長が出席した。共に祈りを捧げた参加者は、3日間で延べ約1万人に上った。

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佼成雅楽会 大宮八幡宮「秋の大祭」で奉納演奏

佼成雅楽会は9月17日、東京・杉並区にある大宮八幡宮で行われた大宮八幡祭り(秋の大祭)の氏子奉幣祭で管絃、舞楽を奉納した。

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仏讃歌をレパートリーに持つ7団体が集い第九回仏教合唱音楽交流会

東京・豊島区の大正大学礼拝堂で9月17日、「第九回仏教合唱音楽交流会」が行われ、佼成合唱団が出演した。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(13) NPO法人「心に響く文集・編集局」(福井教会が支援)

心の叫びに耳を傾け、自殺企図者を保護

福井県東尋坊(とうじんぼう)は、高さ25メートルもの断崖が連なる景勝地だが、一方で、“自殺の名所”という顔もある。この地で平成16年から自殺防止活動に取り組むのが、NPO法人「心に響く文集・編集局」だ。

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仏教タイムスが『道元禅師の周辺にて』を発刊

仏教タイムス社から、新刊『道元禅師の周辺にて』(大谷哲夫著)が発刊されました。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・本間千也さん Vol.3

練習と、生活を支えるためのアルバイトに日々を費やした学生時代を経てプロの道に進み、2009年に東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団した本間千也さん。現在は、楽団員としての演奏に加え、学生への指導、ミュージカルでの演奏に携わるなど多彩な音楽活動を繰り広げている。今回は、自身の経験を基に、吹奏楽に取り組む学生たちにアドバイスを送ってもらった。

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【ルポ】苦難乗り越える人々の力に 一食研修ツアーでスリランカ紛争帰還民支援事業視察

立正佼成会による一食(いちじき)研修ツアー「スリランカ紛争帰還民支援事業」が7月31日から8月6日まで実施され、本会会員ら12人がスリランカを訪問した。同国は26年間に及ぶ内戦により甚大な被害を受けた。本会一食平和基金は、パートナー団体であるNPO法人「JEN」(ジェン)を通じて、2009年から北部地域で帰還民支援を開始した。内戦の終結から8年。人々の生活状況や事業の現状を、ツアーの内容とともに紹介する。

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秋雨の五線譜

自然の造形にはいつもハッとさせられる。コスモスの茎についた雨粒が音符のように思えて、どこからかフルートの音色が聞こえてきそうだ。美しい自然に出会うたびに自分が一つ豊かになったようでうれしい。一期一会の出会いに感謝。

実りの秋

およそ3000年も前から米作りが行われてきたという。脈々と受け継がれてきた米作りは日本の歴史であり、魂でもある。9月生まれの私は、実りの秋を迎え稲穂の香りが辺り一面に漂う頃になると、故郷の優しさに包まれたようで訳もなくうれしさがこみ上げてくる。黄金色に輝く田舎の風景は、日本人の魂のルーツ。

そばの花咲く

30年ほど前、平国盛一行が落ち延びたとされる東祖谷(徳島・三好市)の民家でそば粥(がゆ)をごちそうになった。その味は素朴で、深い歴史の味わいがした。その後、ご主人の勧めで村はずれのお堂に祀(まつ)られた平家の赤旗を見た。色褪(あ)せた赤い旗は一族がたどった悲哀の色のような気がした。裏磐梯の、朝露の光に輝く純朴な白い花を見ると、あの日の記憶とともに歴史の無常が思い浮かぶ。