開祖記念館の公開講座 映画監督の千葉氏が講演

立正佼成会の開祖記念館による公開講座「出会いを語る」(全5回)の第5回が9月3日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われ、映画監督の千葉茂樹氏が講演した。同講座は、庭野日敬開祖の功績の顕彰が目的。東京西支教区の会員607人が参集した。

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【ルポ】歴史に向き合い感じた「戦争」の現実 学生部員が沖縄で平和学習

72年前の1945年9月7日、現在の嘉手納飛行場(沖縄市)がある場所で、米軍と沖縄の日本軍との降伏調印式が行われた。日本で唯一の地上戦となった沖縄戦。日米合わせて20万人以上が命を落とした。このうち、沖縄県民の死者は12万人を超え、県民の4人に1人が犠牲になった。立正佼成会では毎年、全国各地の青年たちが沖縄を訪れ、戦争と平和を考える学習会を実施している。今回、8月18日から20日まで沖縄を訪れた神奈川支教区の中学・高校生、大学生ら111人に同行。学習会の様子と青年たちの学びを紹介する。

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バチカンから見た世界(32) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

分断を招く善悪二元論 憂えるイエズス会の機関誌

米国のトランプ政権とバチカンは、なぜ鋭く対立するのか――。イエズス会が発行する雑誌「チビルタ・カトリカ」に8ページにわたって掲載された『福音的原理主義とカトリックの政教一致主義』と題する論説記事は、その解明に迫ったものだ。

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