大本の鈴木本部長が本会を訪問し、庭野会長と懇談 平和に向けて一層協力を

大本の本部長に就任した鈴木穎一師(人類愛善会会長)が9月11日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談した。大本から猪子恒東京宣教センター長、橋本伸作同センター次長が同行した。

続きを読む

再生可能エネルギーの活用事例に触れる 庭野平和財団が長野・飯田市で学習会

庭野平和財団のGNH(国民総幸福)現地学習会「長野県飯田市フィールドツアー」が9月8日から10日まで行われた。同財団と交流のある諸団体から8人が参加した。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(7) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

市民宗教とはなにか?〔1〕

かつて、多くの宗教の究極の夢は、国家や世界全体にその教えを広めて宗教国家をつくり、理想世界を実現することだった。日本でも古くは、聖徳太子が十七条憲法をつくって、仏教を中心に据えた国家の理想を示したとされている。近代国家では、憲法で国教を定めることは許されないから、このようなビジョンを掲げることは難しい。それに代わる公共的理想はありうるだろうか?

続きを読む

バチカンから見た世界(33) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

米国第一主義を後押しするキリスト教原理主義――イエズス会機関誌の分析

米国のキリスト教原理主義者は、『旧約聖書』の創世記を解釈することなく文字通りに受け入れ、人間を神による創造物の「支配者」だと受けとめている。「気候変動や世界環境の危機が、彼らの教義を見直すように促しているとは感知されず、むしろ、黙示録に描写されている(世界の)最終的(終末)ビジョンを確認するための兆候であり、“新しい天地”(の創造)への希望として受け取られている」というのが、その神学的ビジョンだ。

続きを読む