「アフリカへ毛布をおくる運動」 今年も4月1日から5月31日まで収集キャンペーン

アフリカの大干ばつ被害を受けてスタートした「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会主催)の収集キャンペーンが、今年も4月1日から5月31日まで実施される。今年で33年目を迎える。これまでに市民や立正佼成会会員から提供された毛布は411万7325枚。心のこもった毛布がぬくもりとともにアフリカ諸国におくられてきた。今年も同運動に参加する本会の各教会では、それぞれの計画に基づいて啓発・収集活動が展開される。

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10万人が犠牲となった東京大空襲の慰霊法要 本会台東教会の壮年部の願いで

一夜にして10万人を超える犠牲者を生んだ「東京大空襲」から72年、立正佼成会台東教会主催の第1回「言問橋東京大空襲慰霊法要」が3月26日に東京・台東区の隅田公園内で行われた。

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ミンダナオに吹く風(2) 「あなたは、どこのNGOに?」 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

「あなたは、どこのNGOに?」

初めてミンダナオに足を踏み入れたときは、貧しくても、孤児になっても明るさを失わず、生き生きとしている子どもたちの様子に感動した。ミンダナオの子どもたちは、手を振ると必ず笑顔で応えてくれるし、なかには駆けよってきて手をつなごうとする子も多い。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(3) 「日本盲導犬協会」(横浜教会が支援)

胴輪(ハーネス)を着けた訓練犬が、訓練士の左横を並行している。訓練士の左手にはハーネスから伸びる1本の金属棒が握られ、棒の動きで障害物の存在が伝わる。歩道橋の階段に差し掛かると、犬が前足を一段目に乗せて止まった。訓練犬は〈この先に上り階段があるよ〉と伝えたのだ。「グッド!(よくできたね)」。訓練士の声に、訓練犬はうれしそうに尻尾を振った。

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えっ、これも仏教語!?(4) 【たりきほんがん】他力本願

「自分はなんの努力もせず、他人の力に頼って願望を成就しようとすること」などと、好ましくない意味で使われていますが、これでは、さぞ、阿弥陀さまもお嘆きのことでしょう。

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新潟・十日町市菅沼に伝わる「子安観音団子まき」

子供たちの健やかな成長を願って――庭野日敬開祖の生誕地、新潟・十日町市菅沼で行われる春の伝統行事「子安観音団子まき」。3月18日から20日まで「菅沼子ども村」を訪れた立正佼成会東京東支教区の少年部員ら72人が体験した。

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預金や年金の使われ方に一層の関心を 平和を築くための「責任投資」とは 東京でシンポジウム

銀行の預金や各人が支払っている公的年金の資金がどのように使われ、それによって世界にどのような影響を与えているかを考えるシンポジウムが3月15日、東京・新宿区の日蓮宗福聚山常圓寺で行われた。

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「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」 WCRP/RfP日本委が2016年度第4期支援先を発表

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は3月14日、「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」の2016年度第4期支援先を発表した。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(1) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

なぜ宗教が社会や政治に関わるべきなのか?

今日における宗教の役割とはどのようなものだろうか? まずは、良い生き方を教え、人々を導いたり救ったりすることが頭に浮かぶだろう。宗教である以上、これは不可欠だ。では、政治や社会に対して働きかけることは宗教の果たすべき努めだろうか?

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リベリア、シエラレオネ、グアテマラの母子へ 「一食ユニセフ募金」今年も全国各地で

国連児童基金(ユニセフ)を通じて、貧困や紛争に苦しむ子どもたちの支援を行う立正佼成会の「一食(いちじき)ユニセフ募金」の概要が、このほど発表された。取り組みのテーマは『母と子の こころとからだに栄養を』。共に生きる世界の実現を目指し、今年も全国で街頭募金、チャリティーバザーなどによる協力の呼びかけが全国で展開される。

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