本会創立79周年記念式典 ミードビル・ロンバード神学大学院元学長が祝辞(詳報)

立正佼成会の「創立79周年記念式典」が3月5日、大聖堂をはじめ全国各教会で挙行された。大聖堂の式典には会員約4000人が参集した。席上、法話に立った庭野日鑛会長は、人間として生まれたことへの感謝を忘れず、菩薩行を通して人々の救いに取り組む尊さを述べた。式典の模様は国内外の教会・拠点にインターネットで同時配信された。

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庭野平和財団公開シンポジウム 『“格差”を越えて』をテーマに

『“格差”を越えて』をテーマに庭野平和財団による公開シンポジウムが3月4日、東京・杉並区の佼成図書館視聴覚ホールで開催された。宗教関係者ら30人が参加した。

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幸多かれと願い 本会下田教会道場に「雛のつるし飾り」

静岡県東伊豆地方の春を彩る「雛(ひな)のつるし飾り」。立正佼成会下田教会でも、桃の節句前から3月いっぱいまで道場内に飾られ、参拝者の目を楽しませている。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(1) 「成年後見推進ネット これから」(練馬教会が支援)

立正佼成会「一食(いちじき)地域貢献プロジェクト」が全国で進められている。これは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を全国各教会が主体的に活用し、地元のニーズに応えて活動する非営利団体への支援を通し、温かな地域づくりに貢献するもの。各教会が支援する団体の活動を紹介する。

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東日本大震災「一食三県支援」の現場から 絆をつむぎ支え合う人々(1)

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県では、各地域で住民たちが復興に向けた取り組みを進めている。また、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、他府県で暮らす福島からの避難者を支える活動も行われている。立正佼成会一食(いちじき)平和基金では、「東日本大震災三県支援」として、地域の課題の解決や地元のニーズに沿った活動を展開している民間組織や住民組織、NPO法人などをサポートしてきた。震災から6年を迎え、復興に取り組む3団体の活動を紹介する。第1回は、宮城・石巻市の「鮎川港まちづくり協議会」。

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台湾・天帝教の張師らが来会

台湾を中心に活動する宗教法人「天帝教」で総会理事を務める張光弘開導師と、日本で道務理事を務める小島笑美子開導師が3月3日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。大聖堂での読経供養や開祖記念館を見学した後、事務庁舎で澤田晃成総務部部長と面会。本会の儀礼儀式などに話題が及んだ。

生き残った私たちの使命 元南三陸消防署副署長、震災語り部 佐藤誠悦氏

東日本大震災は私たちに大きな悲しみと恐怖をもたらしました。津波は愛する家族、同僚、思い出の詰まった家々を、木の葉のごとくさらっていったのです。あの日、宮城県の気仙沼湾にある石油タンク22基が破壊され、重油やガソリンなどの液体がすべて漏れ出しました。瓦礫(がれき)とどす黒い油分が濁流と化して陸地に押し寄せました。夕刻、何らかの原因でそこに着火し、炎上。「津波火災」が発生しました。気仙沼消防署の指揮隊長を務めていた私は、非番でしたが、これまで体験したことのない大災害だと直感し、災害対策本部で情報を収集した後、現場へ急行したのです。

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バチカンから見た世界(8) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

「難民の受け入れは、正義と文明と連帯に基づく義務」

政情不安が続くリビアから、密航業者の用意した老朽船やゴムボートに乗り、地中海を渡ってイタリア南部の海岸を目指す人々がいる。しかし、リビアを離れて間もなく超満員の船は航行不能に陥り、イタリア沿岸警備隊や地中海航行中の各国籍の船舶に救助され、近くの港湾に搬送されるケースが多い。

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現代を見つめて(4) 「いい子」って何だろう… 文・石井光太(作家)

「いい子」って何だろう…

少し前に、児童支援をする民間団体の活動を、数日間密着させてもらった。電話やメール相談を受けて、職員が子供や親に会って話を聞くのだ。

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