宮城・雄勝町で東日本大震災の復興合同祈願式 WCRP/RfP日本委

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」が3月14日、宮城・雄勝(おがつ)町のローズファクトリーガーデンで行われた。同日本委に加盟する10教団から約40人が参列。立正佼成会から、同委震災復興タスクフォースのメンバーである熊野隆規時務部部長、石森利江子石巻教会長、同教会会員らが参加した。

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バチカンから見た世界(9) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

イスラームの社会に大きな変革をもたらすか――アズハルでの国際会議

ローマ教皇フランシスコはこのほど、ドイツの週刊誌「ディー・ザイト」のインタビューに応じ、その中で「エジプトへの“研修旅行”を検討している」との意向を明かした。エジプト訪問を「研修旅行」と呼ぶ教皇の念頭には、カイロにあるイスラーム・スンニ派最高権威機関「アズハル」への訪問があることは確かだ。アズハルのアハメド・タイエブ総長も昨年10月、世界教会協議会(WCC、本部・ジュネーブ)で行ったスピーチの中で、「来年、エジプトでローマ教皇フランシスコの臨席を得、平和会議を開催したい」との意向を表明していた。

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日本の善意がグアテマラの母子に 一食ユニセフ募金が充てられたユニセフの事業を本会職員が視察

立正佼成会の「一食(いちじき)ユニセフ事業視察(グアテマラ)」が2月27日から3月5日まで実施され、本会の職員ら8人が「一食ユニセフ募金」の拠出先の一つであるグアテマラを訪れた。

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パレスチナ自治区ガザで起業家支援 日本の民間団体や大学生らの協力で

パレスチナ自治区ガザで起業支援――その取り組みの報告会が3月10日、参議院議員会館で行われた。日本の民間団体や国連機関、大学生、研究機関のメンバーで構成されるガザビジ!(Japan Gaza Innovation Challenge)と、一橋大学イノベーション研究センター(IIR)が主催した。

主催団体の「ガザビジ!」は毎夏、ガザで社会問題を解決するビジネスアイデア(新規事業案)を募り、起業コンテストを実施している。現地の人々が生活で困っている課題の解決を目指し、起業する若者の支援が目的。今回は、昨年実施された起業コンテストの優勝者、準優勝者の2人を日本に招へいした。報告会には国会議員、国連機関の関係者らが参加した。

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『宗教者が担う社会活動――宗教教誨師、チャプレン、臨床宗教師の現場から』 日宗連がセミナー

日本宗教連盟(日宗連)による第5回宗教文化セミナーが3月13日、東京・中央区の聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂で行われた。テーマは『宗教者が担う社会活動――宗教教誨師(きょうかいし)、チャプレン、臨床宗教師の現場から』。日宗連に協賛する5団体(教派神道連合会、日本キリスト教連合会、全日本仏教会、神社本庁、新日本宗教団体連合会)の関係者、市民など77人が参加した。

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戦争の贖罪と和解に努めた日本人・永瀬隆さん その人生を追った映画を上映 新宗連青年会

新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)による、映画『クワイ河に虹をかけた男』の上映会(全2回)が3月15日、大阪市の立正佼成会大阪普門館で行われた。同青年会は長年ミャンマーやタイをはじめアジア諸国で戦争犠牲者への慰霊の旅を行ってきたが、そのきっかけとなった永瀬隆氏の人生を振り返るものだ。

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現代を見つめて(5) 人生をおいしく頂く 文・石井光太(作家)

人生をおいしく頂く

昨年、故人から一通のハガキが届いた。それは自身の死を知人に伝えるためのもので、似顔絵とともに次のような一文が記されていた。

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地域の非営利団体に協力する「一食地域貢献プロジェクト」(2) NPO法人「たんぽぽ」(立川教会が支援)

シフォンケーキの甘い香りが喫茶店内に立ち込める。客の注文を受け、障害のある店員がケーキをテーブルに運ぼうとすると、「気をつけてね」と店長の藤本勝行さんが優しく声をかける。

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