朝のタンブンライフ――「作って食べる」から「捧げて頂く」の暮らしへ
「さあ、今日もタンブンだ!」
私の朝食作りは、自分へのこの掛け声で始まる。私は今、ライトハウスという瞑想(めいそう)修行場の一角に家族で住んでいる。敷地内には、僧侶や在家修行者が滞在するという、ちょっと変わった生活だ。
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平和を説く者に防弾ガラスは要らない――ローマ教皇
ローマ教皇フランシスコは4月28日朝、エジプト・カイロを訪問するためローマ空港を飛び立った。カイロ訪問に際し、教皇は、『平和のエジプトにおける平和の教皇』をモットーに掲げた。エジプトのタンタとアレクサンドリアにあるコプト正教会の2教会で爆弾テロ攻撃され、47人が犠牲となった事件から3週間後に当たっていた。
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シナイ半島で勢力強めるイスラーム国
4月20日付のバチカン日刊紙「オッセルバトーレ・ロマーノ」は1面で、エジプトのシナイ半島で聖カタリナ修道院に向かう途上に設置された政府軍の検問所が攻撃され、3人の警官が死傷したと報じた。事件後、「イスラーム国(IS)」を名乗る過激派組織が、犯行声明を出した。
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鳴り響く銃声 そして、かなたに上る煙
今でこそかなり穏やかになったものの、ミンダナオ子ども図書館の活動を始めた2000年以降の10年間は、3年おきぐらいに起こる大きな戦争で、避難民が続発した。それ以外にも毎年のように「リドー」と呼ばれる地域紛争が勃発し、若者たちと一緒に避難民救済に駆け回った。
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礼拝中の宗教者を攻撃する者は、宗教者にあらず
イタリア北部トリノにある「新宗教研究所(CESNUR)」の統計によると、昨年、自身の信仰を守ったために殺害された世界のキリスト教徒の総数は9万人に上った。また、5~6億人のキリスト教徒が、信教の自由が十分に保障されない状況下で生活しているとのことだ。特に、中東やアフリカで「イスラーム」を名乗る過激派組織が台頭し、キリスト教徒を迫害するようになってから、世界のキリスト教界では「殉教のキリスト教一致」といった表現が聞かれるようになった。キリスト教の諸教会が、「殉教者」によって一致しているというのだ。
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「魂と民を失った」と懸念される欧州連合は、どこに向かうのか(下)
欧州連合(EU)の礎石となった「ローマ条約」調印(1957年)の60周年を祝う式典を翌日に控えた3月24日、ローマ教皇フランシスコは、EUに加盟する27カ国とEUの首脳をバチカンに迎えて演説した。英国が離脱するなど、EUの崩壊が懸念される中、結束を呼び掛ける内容だった。
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世界の危機的状況には、核兵器では対処できない
核兵器を国際条約によって法的に禁じる「核兵器禁止条約」の制定交渉が3月27日から31日まで、ニューヨークの国連本部で行われた。
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タイではお釈迦さまの誕生日を祝わない!?
4月8日。日本では釈尊の誕生を祝う「降誕会(灌仏会=かんぶつえ)」がある。クリスマスほど派手ではないにしろ、寺院や仏教関係の場所であれば小さなお釈迦さまの像に甘露を灌(そそ)ぎながら、その誕生に思いをはせる日となるのだろう。
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「魂と民を失った」と懸念される欧州連合は、どこに向かうのか(上)
欧州連合(EU)の礎石となる「ローマ条約」の調印(1957年3月25日)から60年が経過した。当時のベルギー、フランス、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、西ドイツの6カ国の代表が調印したローマ市庁舎に、3月25日、英国を除くEU加盟の27カ国の首脳が集い、条約調印60周年を祝うとともに、統合の将来像を描く「ローマ宣言」に署名した。英国の離脱を前に、結束を強める狙いがあるとみられている。
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「あなたは、どこのNGOに?」
初めてミンダナオに足を踏み入れたときは、貧しくても、孤児になっても明るさを失わず、生き生きとしている子どもたちの様子に感動した。ミンダナオの子どもたちは、手を振ると必ず笑顔で応えてくれるし、なかには駆けよってきて手をつなごうとする子も多い。
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