第35回庭野平和賞が決定 レバノンのアディアン財団に

「第35回庭野平和賞」の受賞団体が、レバノンのNGO「アディアン財団」に決定した。公益財団法人「庭野平和財団」(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)は2月19日、京都市内のホテルで記者発表会を開き、席上、庭野理事長が発表した。アディアン財団は、シリア内戦で傷ついた人々を支える和解構築プログラムの開発をはじめ、国内外で宗教対立を超えた和解と、健全な市民社会の構築に取り組んできた。贈呈式は5月9日、東京・港区の国際文化会館で行われ、受賞団体に賞状、顕彰メダル、賞金2000万円が贈られる。

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本会施設で被爆体験伝承講話 広島での被爆証言を受け継ぎ、戦争のない世界訴え

「被爆体験伝承講話(広島原爆)」が2月14日、東京・杉並区にある立正佼成会の第二団参会館で行われた。同講話は、翌15日に大聖堂で開催の「涅槃会(ねはんえ)」に参加する本会会員に向けた「前泊プログラム」の一環として企画された。当日は、会員約60人を前に、被爆体験伝承者でNPO法人「ヒロシマ宗教協力平和センター」(HRCP)理事の細光規江氏(54)が講話に立った。

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教皇パウロ六世が「年内、聖人に」

ローマ教皇フランシスコは2月15日、ローマ市内でカトリック・ローマ教区の聖職者と懇談した。席上、「最近では、教皇ヨハネ二十三世とヨハネ・パウロ二世の2人のローマ司教が『聖人』になっている」とした上で、「年内には、教皇パウロ六世が聖人になる」と述べた。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ フルート・前田綾子さん Vol.3

「私の人生はいつも誰かに導かれて、この道を歩んできました」。前田綾子さんはそう話す。3回目となる今回は、東日本大震災発生から1カ月後に被災地を訪ねた当時を振り返り、人々との関わりを通して感じた音楽の力について語る。

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山田惠諦第二百五十三世天台座主の「二十五回忌偲ぶ会」が京都で 260人が参列し、光祥次代会長がスピーチ

1994年に98歳で遷化した山田惠諦第二百五十三世天台座主の「二十五回忌偲(しの)ぶ会」が2月12日、京都市内のホテルで行われた。山田座主から指導や教育を受けた僧侶、親交のあった宗教者や識者260人が参列。立正佼成会から庭野光祥次代会長が出席した。

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第13回日韓青年交流会 WCRP/RfP日本委青年部会とKCRP青年委が共催

『ともに支え合う~Creative Bridges for Peace in Asia(アジアの平和のためにクリエイティブな架け橋へ)~』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会青年部会と韓国宗教人平和会議(KCRP)青年委員会の共催による「第13回日韓青年交流会」が、2月5日から8日まで奈良ユースホステルをメーン会場に行われた。日韓の12の宗教、教団から72人が参集。立正佼成会から、本部職員、青年部員ら26人が参加した。

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WCRP/RfP日本委 平和と和解のための人材育成セミナー 対立を乗り越えるための方策学ぶ

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「和解の教育タスクフォース」による「平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー」(第4回)が2月10、11の両日、大聖ホール(東京・杉並区)などで行われ、34人が参加した。同タスクフォース運営委員として、立正佼成会の庭野光祥次代会長(WCRP/RfP日本委理事)が出席した。

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中央学術研究所が「アジア哲学叢書」3巻を同時発刊

立正佼成会中央学術研究所はこのほど、『Philosophica Asiatica(アジア哲学叢書)』の第2巻の第2版として『Jinālaṅkāra(ジナーランカーラ)――詩脚索引・語彙(ごい)索引』および、第3巻の第2版『Vimalakīrtinirdeśa(ヴィマラキールティ・ニルデーシャ)梵文維摩経―正順・逆順語彙索引―』、第4巻『To Digitize Myanmar Manuscripts, Manuscripts List and Digital Book Production(ミャンマー写本のデジタル化・写本のリスト・デジタルブック作成)』を発刊した。

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第16回庭野平和賞受賞の聖エジディオ共同体 創設50周年記念のミサ 「世界に壁を築いてはならない」と呼び掛け

庭野平和財団による「第16回庭野平和賞」の受賞団体で、立正佼成会とも宗教対話や国際支援で協力関係にある聖エジディオ共同体(本部・ローマ)は今年、創設50周年を迎え、その記念の祝賀ミサが2月10日、ローマ市内のラテラノ教会で行われた。ミサは、バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿が司式し、同共同体のメンバーと共に、生活困窮者や路上生活者、身寄りのない高齢者、国を追われた難民が参列。ジェンティローニ首相や欧州議会のタヤーニ議長も出席し、ドイツのメルケル首相が祝賀メッセージを寄せた。

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『庭野日敬平成法話集』の第一巻『菩提の萌を発さしむ』が発刊 本会創立八十周年記念事業の一環

立正佼成会創立八十周年記念事業の一環として、『庭野日敬平成法話集』の第一巻『菩提(ぼだい)の萌(め)を発(おこ)さしむ』が「降誕会」の4月8日、佼成出版社から発刊される。同法話集は、機関誌『佼成』の平成元年1月号「法華経はすべての人を救う教え」から同10年11月号の「慈悲のふれあい」まで、庭野日敬開祖の最晩年の法話を全て収録し、全三巻にまとめたもの。

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