気候変動の解決目指し WCRP/RfP日本委が植樹祭
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会気候変動タスクフォースによる「第1回植樹祭」が2月25日、埼玉・所沢市内の狭山丘陵で開催された。立正佼成会の会員を含む加盟教団の信徒ら約130人が参加した。
今年は72教会が一食地域貢献プロジェクトに 各地の非営利団体を支援
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は2月25日、大聖ホール(東京・杉並区)で「一食地域貢献プロジェクト2018説明会」を開催した。
地域での包括的なケアを考える シンポジウムでWCRP/RfPの取り組みを発表
地域で孤立する人々へのケアの充実を目指し、自治体と民間団体による連携の大切さを話し合うシンポジウムが2月25日、東京・千代田区の上智大学で開催された。主催は「RISTEX川崎プロジェクト」(代表=島薗進・上智大学グリーフケア研究所所長)。当日は『全市民を対象とした地域包括ケアにおける公私連携』をテーマに行われ、自治、宗教、福祉、精神医学、社会資源の分野から5人の専門家が登壇し、それぞれの取り組みや見解を発表した。
『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(13) 文・小倉広(経営コンサルタント)
やるべきことに手を付けられない時
「やるべきこと」に手を付けられない。分かっているのにできない。
もし、チームのメンバーがこの呪縛に取りつかれていた場合、あなたはこれまでどのような方法を使っていたでしょうか?
宗教が葬儀に関わる意義とは 国際宗教研究所と上智大が公開シンポジウム
葬送儀礼と宗教の関わりを考える公開シンポジウムが2月24日、上智大学(東京・千代田区)で行われた。主催は、公益財団法人「国際宗教研究所」と同大学グリーフケア研究所。当日は、『記憶の場としての葬儀――その宗教性と非宗教性の境界』をテーマに議論され、約100人が参加した。
新・仏典物語――釈尊の弟子たち(10)
友よ、きみは・・・・・・
遅い、あまりにも遅すぎる――舎利弗(しゃりほつ)は胸騒ぎを抑えることができませんでした。僧坊で、友・目連(もくれん)の帰りを待っていたのです。もうとっくに帰ってきてもおかしくない時間なのに、目連は姿を見せません。
バチカンから見た世界(51) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
核軍縮と廃絶のみが核の抑止力――バチカン
米国のトランプ政権は2月2日、今後の核政策の指針となる核戦略見直し(NPR)を発表した。潜水艦から発射される弾道ミサイル(SLBM)に搭載される小型核兵器や、水上艦、潜水艦から発射できる新型の核巡航ミサイルの開発を骨子とするものだ。外国からの通常兵器による攻撃に対しても核兵器で反撃することを排除しない方針も打ち出した。
ICAN国際運営委員の川崎哲氏が佼成学園女子中高で講演
佼成学園女子中学・高校で2月21日、国際NGO「ピースボート」の共同代表で、昨年ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員を務める川崎哲氏が講演した。生徒ら約460人が聴講した。
ミンダナオに吹く風(13) マラウィ市近郊の避難民キャンプを目指して 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)
マラウィ市近郊の避難民キャンプを目指して
フィリピン・ミンダナオのマラウィ市は、空爆も含む徹底的な戦闘で街全体が破壊しつくされており、見るも無残な様相だ。去年の10月に戦争終結宣言が出されたこともあり、家が破壊から免れた、近郊の市町村からの避難民たちに限って、10カ月ぶりに帰郷が許されはじめていた。避難民の表情にも、安堵(あんど)感が広がっていきつつあるのが感じられた。