新・仏典物語――釈尊の弟子たち(12)
流れは、絶えずして
ガンジスの流れは、あまりにもゆったりとしていて止まっているようにも見えました。しかし、その流れは確実に下流に向かい、数日後には海に注ぎ込むことは間違いありません。<とどまることのない時の流れのようだな>。河岸にたたずみながら、アーナンダ(阿難)は、そう思いました。
福島の実情を学ぶ WCRP/RfP日本委「平和と和解のための人材養成セミナー」
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会和解の教育タスクフォース(責任者・山本俊正関西学院大学教授)主催による「平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー」(第5回)が4月28日から30日まで福島市のコラッセふくしまを会場に行われた。
ありがとう普門館 本会会員による感謝供養のつどい
「普門館への感謝供養のつどい」(同実行委員会主催)が4月28日午前、午後、夕方の3回行われ、東京・杉並区の普門館に計1850人の立正佼成会会員が参集した。
『アフリカの新たなビジョン』テーマに本会と聖エジディオ共同体、上智大学が国際会議 開催の意義とは
立正佼成会、聖エジディオ共同体、上智大学の共催による『アフリカの新たなビジョン』と題した「東京国際会議」が5月19日、東京・千代田区の上智大学(四谷キャンパス)で行われる。開催を目前に控え、会議の企画に携わってきた立正佼成会の篠原祥哲主幹に、会議の意義について聞いた。
『災害時に備えて――発達障がい児者受け入れのてびき』 WCRP/RfP日本委女性部会が発刊
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会はこのほど、『災害時に備えて――発達障がい児者受け入れのてびき』を発刊した。同書は、発達障害児者をはじめ、「災害弱者」といわれる高齢者や妊産婦、日本語でのコミュニケーションが困難な外国人といった日常生活で配慮が必要な人を、災害時に宗教施設で受け入れる際に必要な手立てをまとめたもの。4月25日には、京都市のカトリック河原町教会で発刊記念イベントが開催され、加盟教団の会員ら約40人が参加した。
あの日から2年、WCRP/RfP日本委が熊本地震復興合同祈願祭
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会による「熊本地震復興合同祈願祭」が4月26日、熊本城に隣接する熊本大神宮で行われた。同日本委に加盟する12教団から約50人が参加。立正佼成会から同日本委女性部会委員の中村記子習学部部長、柴垣多加志南九州支教区長(熊本教会長)、熊本教会会員らが参列した。
近代立憲主義と日本国憲法 早稲田大学大学院教授・長谷部恭男氏
憲法で国家権力を制限する考え方を、広い意味での立憲主義といいます。この考え方は、中世のヨーロッパにもありました。当時は、キリスト教が社会に大きな影響力を持ち、庶民から皇帝まで、皆がキリスト教の価値観に基づいて暮らしていました。ですから、政治権力も一つの考え方によって縛られていたわけです。
えっ、これも仏教語!?(17) 【だいじょうぶ】大丈夫
現在では、主に「間違いがないさま」を表す形容動詞や「たしかに」という意味の副詞として使われますが、元は「偉大な人」を指し、「菩薩」を意味する名詞としても用いられました。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ピッコロ・丸田悠太さん Vol.1
日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今企画の9人目に登場するのは、ピッコロ奏者の丸田悠太さん。音楽との出合いから、プロの演奏家を目指すきっかけを紹介する。