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教団創立80周年記念祝賀会 祝辞 妙法院門跡門主・杉谷義純師

佼成会さまは、教団の伸張ということだけでなく、教団が社会に対してどういう意味があるのか、人類全体にとってどのような役割があるのかと常に考えてこられました。

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アラブ地域の平和的共存に向けKAICIIDがハイレベル会合 光祥次代会長がスピーチ

『平和のための諸宗教対話――平和的共存と共通の市民権を促進する』をテーマに「アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター」(KAICIID)によるハイレベル会合が2月26、27の両日、ウィーンのホテルで行われた。KAICIID理事を務める立正佼成会の庭野光祥次代会長が出席し、閉会式でスピーチを行った。

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東日本大震災発生から7年 被災地で慰霊・鎮魂の祈り

東日本大震災の発生から7年を迎えた3月11日を中心に、被災地域を包括する釜石、仙台、石巻、原町、平、磐城の各教会では、犠牲者を追悼する集いが行われた。

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教団創立80周年記念祝賀会 祝辞 円応教教主・深田充啓師

開祖さまは、一人でも多くの人に、法華経に示された人間の生き方を知ってもらい、本当の幸せを自分のものにして頂きたいと、会を創立されました。身も心も人さまに捧げ、昼夜を問わず布教活動に邁進(まいしん)されたと伺っております。その強い信念は、開祖さまの姿を拝見するたびに感じておりました。

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バチカンから見た世界(52) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

女性差別に抗議するカトリックのシスターたち

ローマ教皇フランシスコは、社会が発展しているにもかかわらず、男性優位のメンタリティーが今なお存続し、女性に対する暴力は収まることがないとの憂慮の念をたびたび表してきた。広告や娯楽業界では、女性が享楽的な対象物として扱われるなど、「女性の虐待が存在し、人身売買の被害や経済的利益の犠牲を被っている」との考えも示している。

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新宗連理事会 憲法平和学習や新生復興祈念集会などの実施を決定

新日本宗教団体連合会(新宗連)の第29期第6回理事会が3月7日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で開催された。深田充啓・円応教教主(新宗連名誉会長)をはじめ、理事、オブザーバーら55人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(同理事)、川端健之理事長(同常務理事)、中村憲一郎常務理事(会計委員長)らが出席した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ テナートロンボーン・今村岳志さん Vol.2

じゃんけんで負けたにもかかわらず、友達に譲ってもらったトロンボーン。花形といわれるトランペットに挑戦したものの、音が出せなかったことで“改心”した今村岳志さんは、トロンボーン奏者への道を歩み始めた。音楽大学(音大)への進学やプロ奏者を意識したきっかけ、TKWOとの出合いとは。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(13) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

行としての翻訳――法を伝える楽しさ

翻訳家。これが今の私の肩書である。正確には「タイ仏教翻訳家、通訳」と自己紹介している。肩書というのは仮なるものだけれど、この世で生きていくのに必要なもの。3年前に大学教員の職を辞してから、この肩書を使うようになった。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(5) 文・黒古一夫(文芸評論家)

敗戦―占領

もう30年ほど前のことになる。大学の授業で「戦争文学」について取り上げた時のこと。1941(昭和16)年12月8日、日本がアメリカ・イギリスなどに宣戦布告して太平洋戦争が始まったことを告げ、1945年8月15日に、「ポツダム宣言」を受諾して満州事変(1931年)以来のアジア太平洋戦争(15年戦争)が終わったという話をすると、講義の最後で一人の学生が手を挙げ、「僕は、今日の授業で初めて日本がアメリカと戦争したことを知りました。それで、どちらの国が勝ったのでしょうか?」と質問されたことがある。

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創立80周年記念式典祝辞 カトリック長崎大司教・髙見三明師

もう半世紀前のこと、カトリックの聖職者を目指して福岡の大神学校に在学中、諸宗教について学んだのがきっかけで、東京に来た折、こちらの大聖堂を訪れたことがございます。仏教なのにお寺の様式ではなく、ヨーロッパのお城か、オペラ座のような建造物に興味をひかれました。実際、ご本尊と共にパイプオルガンが設置してあるのに大変驚きました。

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