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中央学術研究所が「アジア哲学叢書」3巻を同時発刊
立正佼成会中央学術研究所はこのほど、『Philosophica Asiatica(アジア哲学叢書)』の第2巻の第2版として『Jinālaṅkāra(ジナーランカーラ)――詩脚索引・語彙(ごい)索引』および、第3巻の第2版『Vimalakīrtinirdeśa(ヴィマラキールティ・ニルデーシャ)梵文維摩経―正順・逆順語彙索引―』、第4巻『To Digitize Myanmar Manuscripts, Manuscripts List and Digital Book Production(ミャンマー写本のデジタル化・写本のリスト・デジタルブック作成)』を発刊した。
第16回庭野平和賞受賞の聖エジディオ共同体 創設50周年記念のミサ 「世界に壁を築いてはならない」と呼び掛け
庭野平和財団による「第16回庭野平和賞」の受賞団体で、立正佼成会とも宗教対話や国際支援で協力関係にある聖エジディオ共同体(本部・ローマ)は今年、創設50周年を迎え、その記念の祝賀ミサが2月10日、ローマ市内のラテラノ教会で行われた。ミサは、バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿が司式し、同共同体のメンバーと共に、生活困窮者や路上生活者、身寄りのない高齢者、国を追われた難民が参列。ジェンティローニ首相や欧州議会のタヤーニ議長も出席し、ドイツのメルケル首相が祝賀メッセージを寄せた。
『庭野日敬平成法話集』の第一巻『菩提の萌を発さしむ』が発刊 本会創立八十周年記念事業の一環
立正佼成会創立八十周年記念事業の一環として、『庭野日敬平成法話集』の第一巻『菩提(ぼだい)の萌(め)を発(おこ)さしむ』が「降誕会」の4月8日、佼成出版社から発刊される。同法話集は、機関誌『佼成』の平成元年1月号「法華経はすべての人を救う教え」から同10年11月号の「慈悲のふれあい」まで、庭野日敬開祖の最晩年の法話を全て収録し、全三巻にまとめたもの。
佼成学園高アメフット部 小池都知事に全国連覇を報告
昨年12月に行われたアメリカンフットボールの「第48回全国高等学校選手権大会」の決勝戦(クリスマスボウル)で連覇を果たした佼成学園高校「ロータス」の部員ら28人が2月6日、東京都庁で小池百合子知事に面会し、優勝を報告した。
TKWO――音楽とともにある人生♪ フルート・前田綾子さん Vol.2
幼少の頃から、家の中ではクラシックが流れ、音楽が身近な存在だった前田綾子さん。音楽以外の道を目指したこともあったが、小学生の時に憧れたフルートとともに歩む人生を選んだ。今回は、留学から帰国後の演奏者としての活動や、吹奏楽界で著名な作曲家との思い出を聞いた。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(12) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
サンカーンがはっきりしてきたね!――元お坊さんの子育て目線
3歳9カ月になる息子は、大のお父さんっ子だ。私が出掛ける際にはほとんど泣かないのに、夫が一人で出掛けようとするとすぐに察して、「ポー(おとうさん)」と言いながら、一目散に追い掛けていく。
「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(3) 文・黒古一夫(文芸評論家)
戦争が終わって
1945年8月15日、日本がポツダム宣言を受諾し、戦争を終結することが全国民に発表された。これは、1894(明治27)年の日清戦争に始まり、日露戦争(1904・明治37年)、第一次世界大戦への参戦(1914・大正3年)、シベリア出兵(1918・大正7年)、山東出兵(第一次・第二次 1927~28・昭和2~3年)、満州事変(1931・昭和6年)、日中戦争(1937・昭和12年)、ノモンハン事件(1939・昭和14年)、太平洋戦争(1941・昭和16年)と50年以上の長きにわたって続いた「戦争の時代」が、ようやく終わったことを意味する。
国際協力活動に従事する個人を表彰 「アーユス賞授賞式」が東京で
市民による国際協力NGOの活動に多大な功績のあった個人を表彰する「アーユス賞授賞式」(NPО法人「アーユス仏教国際協力ネットワーク」主催)が2月5日、東京・品川区の日蓮宗妙建山本立寺で開催された。同ネットワークの会員やNGO関係者ら90人が参集した。