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庭野会長 「朔日参り(布薩の日)」式典で法話 いのちの実相に感謝を
3月1日、立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が大聖堂(東京・杉並区)で挙行され、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の模様は、インターネットの動画共有サイトを使って、会員向けにライブ配信された。
佼成看護専門学校卒業証書授与式 第50期生20人が門出迎える
佼成看護専門学校の「第50回卒業証書授与式」が3月1日、セレニティホール(東京・杉並区)で行われ、50期生20人が門出を迎えた。
「親子で取り組むゆめポッケ」配付先発表 全国から寄せられた8285個、4カ国へ
令和2年度の「親子で取り組むゆめポッケ」の取り組みで、全国から寄せられたゆめポッケの総個数と配付先がこのほど、立正佼成会青年ネットワークグループから発表された。全国から本部に届けられたゆめポッケは8285個。同グループで、協力団体の情報を基に配付先が検討され、アフガニスタン、パレスチナ・ガザ地区、レバノン、フィリピン・ミンダナオ島に決定した。
新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(26)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、知多教会支部長、松本教会会員です。
Withコロナを生きぬく慈しみの実践 NPO法人「抱樸」理事長・日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師 奥田知志氏
新型コロナウイルスの国内の感染者数は、今年1月23日の時点で累計約36万人、死者は5000人を超えています。また、感染症拡大の影響による失業者は8万人に上ります。さらに、この十数年、減り続けてきた国内の自殺者数が昨年、増加に転じました。これもコロナ禍の影響と思われます。特に昨年10月の自殺者は前年比で4割増えており、深刻な状態です。
バチカンから見た世界(104) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
「アブラハム」を信じて――教皇のイラク訪問
『旧約聖書』の創世記に、「アブラハム」という人物が登場する。チグリス川とユーフラテス川が合流する地点に栄えた都市ウル(現・イラク)で生まれ、唯一の神から「あなたの故郷、親族、父の家を捨て、私が示す地(約束の地・カナン=現在のパレスチナ、イスラエルを中心とする地域)に向けて旅立て」というお告げを受け、神からの言葉のみを頼りに、見知らぬ土地へと向かった人物だ。
心ひとつに――東日本大震災から10年 橋本惠市釜石教会長に聞く
困難な状況の中で慈悲の心を持ち続けられたサンガの姿に、いつも胸が熱く
昨年4月に釜石教会長を拝命して以来、会員さんに東日本大震災からこれまでの歩みをよく聞かせて頂いています。どなたも「あの日」のこと、その後のことを鮮明に覚えておられ、日本全国、世界各国からのご支援に感謝されています。今も励ましのお便りを送ってくださる方がおられます。教会を代表し、長年思いを寄せてくださることに改めて感謝申し上げます。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(49) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
恐れ、怒り、放逸――心の三重苦も備えあれば、はまり込みなし
新型コロナウイルスの感染を予防するため、「ニューノーマル」(新しい日常)と呼ばれる公共の場での振る舞いが、タイでも定着してきている。主には、手洗いの励行、マスクの着用、他人とは2メートル程度の距離を取ることである。もちろんこれだけでは、感染を完全には防げるとは限らない。すでに流行は長期にわたっており、今後どのような対策を講じるのか――これは国単位でも、地域や家族、個人においても、難しい選択が迫られると言えるだろう。
唯仏与仏(68) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
在家の生活では、さまざまな出会いのなかで愛着心や欲望にとらわれることが多々あります。自分の才覚だけで仏道を歩もうとしても、間違った方向に進まないともかぎりません。自分中心の狭い見方では、まわりが見えなくなって、とんでもない横道に入りこんでしまうこともあるものです。