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庭野平和財団主催シンポジウム 家族の形が変わると、日本人の宗教性はどうなる?

古来、日本人の宗教的な感情や性質、すなわち宗教性は、先祖がつくった「家」を子孫が代々受け継いでいく中で培われてきた。しかし、さまざまな社会変動の影響によって、これまで家の中で当たり前に行われてきた正月、節分などの年中行事や、人の一生にまつわる通過儀礼、墓の問題を含む信仰の継承が今、大きく揺らいでいる。こうした現状を受けて、公益財団法人庭野平和財団は3月27日、『家族と宗教』をテーマに、オンラインでシンポジウムを開催。研究者や宗教者ら40人が参加した。

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明社が「こどものためのSDGsセミナー」開催

2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)は今年、達成期限の30年に向け、折り返しの年を迎えた。期限内の達成に向け、立正佼成会が協力団体として参画するNPO法人明るい社会づくり運動(明社)は、全ての人がそれぞれの生活とSDGsに掲げられる社会課題を結びつけ、「自分事」と理解し、具体的な行動につなげることが重要と捉え、市民の学びの場を企画。講師には、子供から高齢者まで、それぞれに合った方法でSDGsの啓発や情報発信を行っている一般社団法人環境市民プラットフォームとやま(PECとやま)の堺勇人常務理事(事務局長)を招聘(しょうへい)した。

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令和5年次「学林入林式」 ユナン師、庭野会長が入林生を激励

立正佼成会学林の令和5年次「入林式」が4月2日、庭野日鑛会長臨席のもと法輪閣大ホール(東京・杉並区)で執り行われた。今年次は、本科60期生2人、光澍大学科49期生6人、ロータス奨学生16期生4人、同17期生1人、光澍高校科18期生7人、芳澍女学院情報国際専門学校30期生6人が入林。入林生の出身教会の教会長、保護者、学林スタッフら140人が門出を祝った。

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プロの演奏を身近に体感 TKWO「吹奏楽大作戦2023」

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の各種演奏会やイベントの中でも根強い人気を誇る「吹奏楽大作戦2023」が、4年ぶりに帰ってきた。

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仏教発祥の地インドに、立正佼成会の“法の華”ひらく コルカタ支部道場で入仏・落慶式

仏教発祥の地であるインドの西ベンガル州コルカタに、立正佼成会の支部道場が建設され、3月19日に入仏・落慶式が行われた。

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国連WFP協会から本会に感謝状贈呈 トルコ・シリア地震被害に対する一食平和基金による緊急支援を受けて

3月20日、NPO法人の国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会)から立正佼成会に感謝状が贈呈された。2月上旬に発生したトルコ・シリア大地震を受け、本会一食(いちじき)平和基金運営委員会が、現地で支援活動を行う国連WFPに1000万円を寄託したことに対するもの。当日は、国連WFP協会の鈴木邦夫事務局長と、4月1日付で事務局長に就任する青木創ゼネラルマネジャーが本会を訪れ、同基金運営委副委員長の中村記子習学部部長に感謝状を手渡した。

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佼成学園女子ハンドボール部 全国選抜大会準優勝

佼成学園女子高校ハンドボール部は、3月24日から29日まで岐阜県で開催された「第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会」に出場し、準優勝の成績を収めた。

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被災地で深まる絆 人々の居場所づくりを支援 昨年度の「一食福島復興・被災者支援」事業から

「一食(いちじき)を捧げる運動」の浄財が活用される分野の一つに、国内外の災害支援がある。2011年の東日本大震災では、発生直後から被災地の東北3県で支援を行ってきた。復興の進展に伴い、岩手、宮城両県での事業は終了したが、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を受ける福島県では、継続的な支援活動が必要とされている。

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ローマ教皇フランシスコが退院(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは4月1日、ローマ市内のジェメッリ(カトリック総合病院)から退院した。同日朝、教皇はジェメッリの出口で待つ報道関係者や信徒にあいさつした後、昨夜に4歳の女の子を亡くした夫婦に声をかけ、自身の胸に顔を埋めて嘆く母親を慰めた。その後、バチカンにある自身の居所「聖マルタの家」に帰着した。

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「ウクライナとロシアの正教会間対話――WCCとバチカン」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

ウクライナとロシアの正教会間対話――WCCとバチカン

ジェリー・ピレー総幹事をはじめとする世界教会協議会(WCC)の使節団は3月23日、バチカンを訪問してローマ教皇フランシスコと懇談し、「ウクライナ侵攻をめぐる政治的、経済的な理由で対立するウクライナとロシアの正教会」などの話題を中心に意見交換した。

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