WCRP日本委 声明文「G7広島サミットを振り返って」を高村外務政務官に提出
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)ら5人が10月12日、外務省(東京・千代田区)を訪れ、9月14日に同日本委のウェブサイトで発表した声明文「G7広島サミットを振り返って」を高村正大外務大臣政務官に手渡した。
WCRP日本委女性部会「いのちに関する学習会」 難民支援の現場から
『日本に避難を余儀なくされた方々の声なき声に寄り添うために~難民支援の現場から~』をテーマに、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会女性部会による「いのちに関する学習会」が10月9日、オンラインで開催された。世界の難民問題を知るとともに、日本への避難を余儀なくされた人々を取り巻く問題から、特に女性に寄り添う行動につなげることが目的。同部会会員、各教団の信徒ら約50人が参加した。
『無自覚な差別』をテーマに 「令和5年次職員人権啓発講座」
立正佼成会人権啓発委員会による「令和5年次職員人権啓発講座」が10月11日、大聖ホール(東京・杉並区)を拠点に対面とオンラインのハイブリッド形式で行われた。教団職員ら約300人が参加した。
新宗連が第32期第5回理事会 宗教2世問題を考える学習会を開催
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第32期第5回理事会」が10月11日、東京・渋谷区の新宗連会館を会場にオンラインで開催された。理事、監事、オブザーバーら40人が参加。立正佼成会から國富敬二理事長(新宗連監事)が出席した。
「『COP28』に向けて世界の諸宗教指導者による『良心の合流点会議』開催」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
「COP28」に向けて世界の諸宗教指導者による「良心の合流点会議」開催
「第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議」(COP28)が11月30日から12月12日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで予定されている。同会議の議長に任命されているUAEのスルタン・アル・ジャーベル産業・先端技術相は10月11日、バチカンを訪問し、ローマ教皇フランシスコと懇談した。UAEの国営通信社「WAM」は同日、教皇とアル・ジャーベル大臣が「COP28の議題を進展させるための、諸宗教が持つ決定的な役割」について話し合ったと伝えた。
東京西支教区「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」 近隣サンガとつながり、防災意識高め合う
東京23区内にある立正佼成会の教会では、所属会員が包括地域外に住んでいる場合が少なくない。自然災害など不測の事態に備え、所属に関係なく地元の教会や会員とつながる関係を築こうと、東京西支教区は10月1日、「地域共助ネットワーク 2023年地域共助の日」を実施した。同支教区の14教会は教会の枠を越えたサンガ(教えの仲間)同士の新たな“法縁”を結ぶ取り組みを進めている。
北九州支教区 青年部が本佛寺の御会式に参加
「チョイヤサッサ!」――歴史を感じさせる白壁の町並みに、勇壮なかけ声が響く。10月14日夜、福岡・うきは市の日蓮宗鎮西身延山本佛寺で行われた「御会式」の万灯行列に、立正佼成会北九州支教区の青年部員ら約300人が参集した。
ヤングケアラーと関わる上での心構え 彼らが夢を諦めず、それぞれの人生を生きるために 立命館大学産業社会学部教授・斎藤真緒氏
ヤングケアラー(本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども)は、他の子どもと比べ、人生の土台作りとなる教育や人間関係に割くエネルギー、時間が不足し、人生設計に影響を受けていることが、さまざまな調査結果から明らかになっています。また、自立のプロセスにも大きな障壁が築かれます。<ケアがあるから家を離れられない>という心理が強く働くからです。家族のために何ができるか、という責任感と自らの夢のはざまで葛藤し、家を離れることに罪悪感を抱き、結果として、ケアを理由に夢を諦めざるを得ない子どもが少なくないのです。
大人が学ぶ 子どもが自分も相手も大切にできる性教育(9) 文・一般社団法人ソウレッジ代表 鶴田七瀬
『「嫌」と言えるようになる教育』
令和5年2月に発表された警察庁の犯罪統計資料では、強制わいせつ(※)に遭った被害者で10代以下の割合は4割を超えています。全年齢の男性の被害者の中では、約半数が13歳未満の子どもです。