「庭野日敬師に学ぶ会」のメンバーらが来会 庭野会長と面会
新潟・十日町市の市民有志でつくる「庭野日敬師に学ぶ会」のメンバーら一行20人が10月21日午前、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野日鑛会長と面会した。
北海道支教区が仏教経営セミナー 北の大地に「六花の会」が発足
経営者として互いの悩み苦しみに寄り添う、そして、各自が企業のリーダーとして菩薩行の在り方を研さんし、人としての成長を自社の業績アップにつなげていく――。立正佼成会の近藤雅則北海道支教区長が「北海道六花(りっか)の会」の目的を掲げると、参集者は盛大な拍手で応えた。10月22日、本会札幌教会道場で開催された、同支教区初の「仏教経営セミナー」での一幕だ。
ガザ地区で攻撃される宗教施設(海外通信・バチカン支局)
イスラーム過激派組織ハマスが実効支配し、イスラエル軍による空爆が続くパレスチナ領ガザ地区で10月17日、英国国教会(中東聖公会)の運営する「アル・アハリ病院」が攻撃を受け、500人とも推定(18日現在)される死者が出た。犠牲者の多くはパレスチナ人で、約6000人が病院前の広場に避難していた。
郡山教会発足70周年記念式典 法縁を広げ、感謝で精進
「私の夢は看護師になること」「私は画家になりたい」——。10月15日、立正佼成会の郡山教会道場で開かれた教会発足70周年記念式典で、少年部員9人が将来の夢を披露した。子どもたちが発表するたび、会場に大きな拍手が湧く。
熊谷教会「出会いの森」20周年記念式典 少年育成に力を入れる1年に
2003年10月、立正佼成会熊谷教会の敷地の四方に、ブナや桜など全29種類、約1200本の苗木が会員の手によって植えられた。翌年、全国各地の教会を訪ね、会員と法の縁を結ぶ「ご巡教」で訪れた庭野日鑛会長は、人や法に出会い、法を理解して実践する人を育成する大切さを示した上で、「木が育つのと同じように、皆さんも成長して立派な人間になって頂きたい」と話し、植樹された木々を「出会いの森」と名付けた。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(79) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
イスラエル・ガザ「戦争」
ウクライナとロシアの戦争が続く中、もう一つの戦争が始まってしまった。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラーム武装組織ハマスが、イスラエルに約2500発のロケット弾を発射し、100人が死亡し、800人以上が負傷した(10月7日)。イスラエル政府は「戦争状態」という声明を出して、ガザ地区に報復の空爆を開始し、ガザ地区の住民110万人に退避要求を出して地上侵攻の準備を整えた(16日)。アメリカは人道危機への対処には傾注しているが、地上侵攻は黙認している。アメリカやヨーロッパの多くの国々がイスラエル寄りであることは否みようがない。安保理決議にも採択の見通しはない。