庭野平和財団 令和2年度公募助成先発表 国内外11団体に計1028万円

公益財団法人庭野平和財団はこのほど、令和2年度の公募助成先を発表した。国内外の11団体に計1028万5084円を助成する(2月17日時点のレート1ドル=105.66円で概算。レートの変動に伴い円換算の額が変わるため、総額は参考値)。助成金は、立正佼成会一食(いちじき)平和基金からの指定寄附によるもので、「一食を捧げる運動」の浄財が使われている。

続きを読む

【恵泉女学園大学学長・大日向雅美さん】コロナ禍での子育てや暮らし 不安やストレスを減らすには

新型コロナウイルス感染症の流行が長期化し、自宅で過ごす時間が長くなっている。子育て家庭では、家事、育児の負担が母親に偏り、ストレスや悩みを抱える人が増加しているという。NPO法人「あい・ぽーとステーション」の代表理事を務め、長年にわたり地域の子育て支援に取り組む恵泉女学園大学の大日向雅美学長に、コロナ禍での育児による不安との向き合い方、心がけるべきことなどを聞いた。

続きを読む

欧州4カ国で新型コロナウイルスワクチンの接種が中止(バチカン記者室から)

英国のオックスフォード大学とアストラゼネカ社が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に血栓や脳出血などの副作用の疑いが各国で報告されている。これを受け、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン各国政府は3月15日、このワクチンの使用を一時的に中断すると発表した。

続きを読む

立正佼成会ウェブサイトに「行事用チラシ」掲載

立正佼成会ウェブサイトには、教団の定例儀式行事や彼岸会などに合わせて「行事用チラシ」が掲載されます。同サイトのトップページにある「会員用ページ」から「行事用チラシ」をクリック(タップ)すると閲覧できます。

続きを読む

心ひとつに――東日本大震災から10年 澤邉雅一磐城教会長に聞く

悩み苦しむ人の心に寄り添い 共に歩み、笑顔になれるよう触れ合う

今年2月13日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。いわき市は震度5強の揺れに見舞われ、その2日後には、暴風雨により道路の冠水などの被害が出ました。後日、会員さんと話をしていると、ほとんどの方が「東日本大震災が起きた当時を思い返した」と言われます。あの時の不安や恐怖は、10年を経た今も強く残っているのだと改めて感じました。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(49) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

悪因悪果と善因善果

東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で緊急事態宣言が3月21日をもって解除された。しかし喜ぶわけにはいかない。実際には、二度も期間延長したにもかかわらず、ここにきて新型コロナウイルスの新規感染者数は東京都などで増加に転じているからだ。緊急事態宣言と言っても実質的な施策が不十分であることをこの連載で指摘してきたが、残念ながら懸念した通りになってしまった。変異株が拡大し始めているので、本来ならば緊急事態宣言が解除できなくなってしまったことを認めて、その内容の大幅な拡充強化を改めて宣言しなければならないところだ。

続きを読む

教皇 「シリア国民に希望を」と国際社会の連帯を訴え(海外通信・バチカン支局)

民主化を求める「アラブの春」がシリアに波及し、政府に対する最初の抗議デモがダマスカスで起きてから、3月15日で10年を迎えた。ローマ教皇フランシスコは前日の14日、バチカンでの正午の祈りの席上、デモを発端に内戦へと発展した同国の惨状について言及した。

続きを読む

唯仏与仏(70) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

佼成会の草創期のころ、よく「郵便ポストが赤いのも、みんな私の懴悔です」などと、冗談まじりにいったものです。自分の「我(が)」をとるために、起きてきた問題をどこまでも「自分のこと」として受けとめて懴悔するのです。

続きを読む

東日本大震災から10年 各地で慰霊と復興への願い

東日本大震災の発生から、3月11日で10年を迎えた。東北地方の被災した地域を包括する各教会では11日を中心に慰霊供養が営まれた。会員たちは犠牲となった大切な人と思いを通わせ、鎮魂と復興への祈りを捧げた。

続きを読む

WCRP日本委による復興合同祈願式 被災地に思い寄せ、いのちの連帯さらに (動画あり)

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は3月13日、宮城・仙台市若林区の荒浜地区に建つ鎮魂モニュメント「荒浜記憶の鐘」前で「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」を行った。同復興合同祈願式は、2012年から被災地で営まれてきた。今年は暴風雨の中、加盟教団の信徒ら約70人が参列。立正佼成会から國富敬二理事長(同日本委理事)が出席し、共に祈りを捧げた。式の映像がインターネットでライブ配信された。

続きを読む