【元東レ経営研究所社長・佐々木常夫さん】苦しみを乗り越える原動力 幸せになるという強い意志を

大手化学企業に入社し、事業改革や破綻寸前の会社の再建などを手がけ、取締役を務めた佐々木常夫さん。この間、家庭では、40回以上の入退院を繰り返した妻の看護、自閉症の長男を含めた3人の子供の育児に尽くした。どちらも手を抜かず、自己をコントロールし、「幸せになる」という強い意志を持ち続けたと語る。ビジネスや生き方に関する書籍を多数発刊してきた佐々木さんに、幸せになる秘訣(ひけつ)を聞いた。

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仙台教会 平和友好使節団が韓国へ

立正佼成会仙台教会の「平和友好使節団」(団長=近藤雅則仙台教会長)の一行26人が1月3日から6日まで、韓国を訪れた。同使節団は、白眞勲参議院議員の協力を得て企画され、昨今、日韓関係が悪化していることから、両国の友好の懸け橋になることを願いとして行われた。

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寒中読誦修行期間中に「祈りのことば」を唱和 緊張続く国際情勢を受け平和を祈願

米国とイランの緊張状態をはじめ世界各地で起きている紛争や対立状況が対話と協調によって解決することを願い、立正佼成会では大聖堂(東京・杉並区)の寒中読誦(どくじゅ)修行期間中の1月20日から2月3日まで、大聖堂や各教会で「祈りのことば」が唱和されることになった。

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『法華三部経』全巻を読誦する寒修行 大聖堂で始まる

『法華三部経』全巻の読誦(どくじゅ)を通して心を見つめ直し、一年の精進目標を胸に刻む今年の「寒中読誦修行」(寒修行)が1月20日から大聖堂(東京・杉並区)、各教会道場、布教拠点で始まった。

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「バチカン国務省外務局の次官補に女性信徒 史上初めて」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

バチカン国務省外務局の次官補に女性信徒 史上初めて

ローマ教皇フランシスコは1月1日、バチカンで毎年元日に行われる世界平和祈願日のミサで説教に立った。この中で、平和の王子(キリスト)が聖母マリアから生を受けた事実に触れながら、「女性は生命の授与者と仲介者であり、(物事の)決定のプロセスに十分な形で参画する権利を与えられなければならない。なぜなら、女性が生命に関するメッセージを伝達する時、世界はさらなる一致と平和を再発見できるからだ」と述べた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(35) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

戦争の危機で始まった令和2年

本来は、令和はじめの新年にあたって平和を寿(ことほ)ぎたいところである。しかし1月3日、アメリカがイランのソレイマニ司令官をイラクで殺害したというニュースを目にして、私はお屠蘇(とそ)気分が一気に冷めてしまった。報復の応酬がエスカレートすれば、大戦争になりかねないと憂えたからである。

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現代を見つめて(45) 同窓会に姿を見せない友 文・石井光太(作家)

同窓会に姿を見せない友

年末年始に忘・新年会以外で開催されることが多いのが同窓会だ。正月の帰省に合わせて行われるのだ。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ 指揮・大井剛史さん Vol.2

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のさらなる発展のために、奏者の団員と切磋琢磨(せっさたくま)し、成長していく喜びを感じているTKWO正指揮者の大井剛史さん。今回は、TKWOのファンクラブに入っていた中学生の頃の思い出や、指揮者として、初めてTKWOと共演した時の話を紹介する。

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えっ、これも仏教語!?(36) 【げんかん】玄関

禅宗に「玄妙(げんみょう)な道に入る関門」という言葉があります。

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2019年度「一食福島復興・被災者支援」 震災から9年を迎える被災地に 10団体 計850万円を拠出

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、2019年度の「一食福島復興・被災者支援」事業の拠出先(委託先を含む)となるNPO法人や非営利組織10団体を発表した。同支援は東日本大震災で被災した福島県の復興が目的で、2014年から行われている。今回の支援総額は850万円。支援先選定に関わる被災地調査などはNPO法人「ふくしま地球市民発伝所(福伝)」(竹内俊之代表理事)に委託した。

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