大聖堂建設前のお会式

総勢1万5000人が集った1955年のお会式。左手奥に、大聖堂建設前の林が見える

「佼成会、あの日、あの時」

立正佼成会は今年、創立80周年を迎えた。1938(昭和13)年3月5日の創立から今日まで、宗教団体として時代や社会に応じた活動に取り組み、それぞれの会員が自己を磨きながら平和への努力を心がけてきた。草創期からこれまでの教団の様子、本会が取り組んできた諸宗教対話や国際協力、慈善事業、文化事業などの社会貢献活動を写真で紹介する。今回は、本会の「お会式・一乗まつり」を振り返る。
https://shimbun.kosei-shuppan.co.jp/serialization/anohianotoki/

ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハ氏がノーベル平和賞を受賞 本会がウェブサイトに「お祝いのメッセージ」

今年のノーベル平和賞にイラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハ氏(25)が選ばれたことを受け、立正佼成会は受賞者発表翌日の10月6日、教団ウェブサイトに「お祝いのメッセージ」を掲載した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ ファゴット・福井弘康さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、ファゴット奏者の福井弘康さん。楽器の特徴や、音楽との出合いについて聞いた。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(6) 文・小倉広(経営コンサルタント)

変わるのに20年かかるか? 1カ月で変われるか?

私は年間に100回程度、講演や企業研修で話をする機会があります。そこで、必ずと言っていいほどされる質問が、「人は変われますか? 変わるのにどれくらい時間がかかるでしょうか?」というものです。

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平成30年次「壮年(ダーナ)総会」 自分と教えを信じてそれぞれが行動を決意

『やってみようぜ、壮年布教! つながろう ありのままの心で~新しい ☐ ☐ ☐がみつかるかも!?~Let’s Move!!』をテーマに、平成30年次「壮年(ダーナ)総会」が9月29、30の両日、東京・杉並区の大聖堂など本部施設を中心に開催された。台風24号の影響で交通機関が大きく乱れ、北九州、四国、近畿支教区などの教会が参加を見送る中、全国187教会の壮年部長をはじめとする壮年リーダー518人が参集。参加者は、代表者による家庭や職場での教えを生かした取り組みの発表や、総会での意見交換を通して壮年の役割を確認した。

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アフリカへ毛布をおくる運動 マラウイでの視察を終えて 同運動推進委員会事務局員で本会習学部の中山スタッフに聞く

飢餓や紛争に苦しむアフリカの人々の幸せを願い、日本から毛布を届ける「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)は、市民の善意によって続けられている。このほど、同運動推進委員会事務局員を務める中山悦宏氏(立正佼成会習学部スタッフ)がマラウイを訪れた。昨年に日本で集められた毛布の配付活動や、毛布を受け取った人々の生活状態の視察が目的だ。中山氏に、現地の状況を聞いた。

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WCRP/RfP日本委などが開催する連続講座「核の脅威削減に向けて」 清水寺で最終回

核兵器をめぐる情勢を学び、廃絶について考える連続講座「核の脅威削減に向けて」の第4回が9月29日、京都市の音羽山清水寺で行われた。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会、日本パグウォッシュ会議、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)などが共催した。当日は、宗教者や市民約70人が参加。立正佼成会から同日本委理事の中村憲一郎常務理事が出席した。

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奈良県宗教者フォーラム 明治維新前後の社会を学び、現代につながる宗教のあり方を考える

『日本のこころと宗教の役割 明治維新から150年――宗教・文化政策を考える』をテーマに第15回奈良県宗教者フォーラム(主催・同実行委員会)が9月29日、奈良市の薬師寺まほろば会館で行われた。奈良県、奈良市が後援した。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(16)

地獄の炎 デーヴァダッタ(I)

炉(ろ)の中で、焼鉄(やきがね)が真っ赤に焼けていました。それを見やり、デーヴァダッタ(提婆達多=だいばだった)はすぐさま目を背けました。これから、その焼鉄を足の裏に押し付けて、輪相(りんそう・千の輻=や=を持つ車輪の模様)を刻み込まなければならないのです。仏と同じ身体的な特徴を備えるためには、どんな苦痛にも耐える覚悟はできているものの、やはり心が震えるのでした。

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