TKWO――音楽とともにある人生♪ パーカッション・秋田孝訓さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今企画の10人目に登場するのは、打楽器奏者の秋田孝訓さん。吹奏楽の道を選んだ理由や、吹奏楽における打楽器の魅力を聞いた。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(16) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

リアル一休さんはタイにいた!(後編)――「なくても大丈夫!」が育まれる環境

タイのリアル一休さん、沙弥(しゃみ=未成年の僧侶)による一時出家の醍醐味(だいごみ)は、「離れる」ことによる学びだ。楽しく、便利で、豊かな生活から、一時的にでも離れるメリットは大きい。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 5月の法話から

5月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

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おもかげを探して どんど晴れ(4) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

墓は潔い心の中に

私の住む岩手県北上市には、「和泉式部の墓」があります。「和泉式部の墓」と伝えられる墓所は、全国にいくつかありますが、そのうちの一つです。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(11) 文・黒古一夫(文芸評論家)

「豊かさ」の裏で進行していたものは?

1950年代の半ばから順調に高度経済成長を続け、「豊かさ」を追求してきた日本は、73年の石油危機(オイルショック)から91年に起こったバブル経済の崩壊まで、20年近く「安定成長期」を過ごすことになる。その安定成長期の象徴的な出来事の一つに、「人とカネとモノを巨大都市から地方に逆流させる“地方分散”」こそが、日本社会の進むべき方向だとした『日本列島改造論』(72年)を著した田中角栄が、この書の刊行直後の7月に内閣総理大臣(自民党総裁)になる、ということがあった。

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一人ひとりが平和の礎に「ゆめトモ交流プログラム」

立正佼成会の「ゆめトモ交流プログラム」が5月16日から27日まで開催された。期間中、本会の門司、小倉、福岡、久留米、徳山、丸亀、豊中、神戸、津、名古屋、豊橋、岡崎、安城の13教会が、それぞれの日程と会場(主に各教会道場)でプログラムを実施。本会一食(いちじき)平和基金のパートナー団体であるフィリピン・ミンダナオ島の「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の奨学生ら13人と各教会の青年部員らが交流した。この中から、26日に行われた名古屋教会での取り組みを紹介する。

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朝日新聞社と東京佼成ウインドが吹奏楽ワークショップ 普門館で最後の演奏指導

恐る恐る手を挙げ、緊張の面持ちで質問する。「きれいな音を出すためのコツは何ですか」「練習するときに意識していることはありますか」。吹奏楽を学ぶ中学生たちは講師に問い掛けた。講師は東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のメンバーらで、生徒たちの質問に「それはね……」と丁寧に答えていく。

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佼成女子高ハンドボール部 関東高等学校選手権大会で優勝!

佼成学園女子高校ハンドボール部が「関東高等学校大会兼第64回関東高等学校選手権大会」(埼玉、6月2日から4日)で優勝した。

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宗教学と新しいヒューマニズム――庭野平和財団の公開シンポ ハーバード大のカラスコ教授が講演

庭野平和財団による公開シンポジウム「宗教学と新しいヒューマニズム――日本における受容と展開」(協力・「宗教と宗教学のあいだ」研究会)が6月3日、東京・千代田区の上智大学で行われた。ハーバード大学神学大学院教授のダヴィ・カラスコ氏が講演。宗教関係者や学生ら約50人が参加した。

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バチカンから見た世界(61) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

「文明の衝突」論――その過去と現在

イラン革命が起こる2年前の1976年、同国最後の王朝であるパーレビ朝の時代に、米・プリンストン大学教授だったバーナード・ルイス氏は、「政治の中核にイスラームを置くことを決意した過激派によってムスリム運動が扇動され、その運動による権力の台頭が迫っていると予告した」研究者として知られる。同氏が5月19日、101歳で亡くなった。

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