TKWO――音楽とともにある人生♪ パーカッション・秋田孝訓さん Vol.3

打楽器奏者としてのこだわりを大切に、日々、演奏方法を模索している秋田孝訓さん。第3回となる今回は、自分を刺激し続けるための取り組みや、好きな映画から音楽への興味が深まった話を紹介する。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(12) 文・黒古一夫(文芸評論家)

解体・流動化する「家族」

多くの経済学者が指摘するように、1950年代半ばから始まった高度経済成長期、73年からの安定成長期を経て、80年代後半から突如、日本列島はバブル景気に沸き、日本はそれまで経験したことのない「豊かさ」を手に入れた。しかし、その半面、80年代以降、少子高齢化や離婚率・未婚率の上昇、貧富の差の拡大、老老介護、等々の現象が加速度的に進み、社会問題として深刻化する中で、果たしてこの日本は本当に「幸せ」な社会なのか、といった疑問を抱く人が増えていく。

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ミンダナオに吹く風(17) 魂がこもった「ゆめポッケ」 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

魂がこもった「ゆめポッケ」

「ミンダナオ子ども図書館」では、すでに10年以上、立正佼成会の子どもたちから送られてくる「ゆめポッケ」を、戦闘の起こる地域のイスラーム教徒や極貧の先住民の子どもたちに届け続けてきた。戦争で親を失った子や、貧困で学用品を買えない子たちにとって「ゆめポッケ」は、物資支援のなかでも心から喜ばれる贈り物だ。それは、受け取った子どもたちの喜び方と笑顔から分かる。

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青少年 本部参拝

8月19、20の両日に行われた高校生「本部参拝」。エンディングでは参加者全員の夢や願いが記された「大志フラッグ」が披露された(2008年)

青梅練成道場

1966年、青梅練成道場が完成。その後も、練成会に参加した青年が周辺の整備に汗を流した(1974年)

菅沼子ども村

豊かな自然の中で「菅沼めぐり」や「ご生家参拝」など2泊3日の活動を通し、心も体も成長する子どもたち(1998年)