『森づくりと人づくり』テーマに学習会 WCRP/RfP日本委

『森づくりと人づくり』をテーマに公開学習会が10月16日、立正佼成会の普門メディアセンター(東京・杉並区)で開催された。主催は、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会気候変動タスクフォース。宗教者や研究者など約20人が出席した。

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本会発祥の地・修養道場で「お会式・日蓮聖人遠忌法要」

日蓮聖人の第七百三十六遠忌にあたる10月13日、「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が立正佼成会発祥の地・修養道場で行われた。庭野日鑛会長、庭野光祥次代会長をはじめ、教団・事業体役職者など約50人が参列。日蓮聖人の遺徳をかみしめるとともに、布教伝道への誓いを新たにした。

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庭野平和財団 平成29年度活動助成先(後期)を発表 8団体に計511万円を支援

庭野平和財団はこのほど、平成29年度後期の活動助成先を発表した。国内外から291件の申請があり、審査の結果、平和・共生に取り組む8団体に計511万7000円(1ドル=110円換算)の支援が決まった。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ テューバ・小倉貞行さん Vol.2

中学で吹奏楽部に入部し、音楽家人生をスタートさせた小倉貞行さん。高校でプロ奏者を意識し、「衝撃を受けた」というテューバソリストのロジャー・ボボさんの下で学びを深め、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団した。心に残るTKWOでの活動、小倉さんの求める音楽家像とは。

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『諸宗教の死生観と看取りの実践』テーマに 東洋英和女学院でシンポジウム

『諸宗教の死生観と看取りの実践』をテーマにしたシンポジウムが10月7日、東洋英和女学院大学大学院(東京・港区)で行われ、市民や関係者59人が参加した。公益財団法人・国際宗教研究所と東洋英和女学院大学死生学研究所の共催によるもの。大正大学地域構想研究所助教で、浄土宗法源寺の髙瀨顕功副住職、金光教気仙沼教会の奥原幹雄副教会長、GLAの山田弘子理事がそれぞれ講演した。

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バチカンから見た世界(37) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

核兵器に対し、連帯の倫理を――ローマ教皇

「平和、安全、安定への希求は、人間の心の奥底から湧き出る願望である。なぜなら、その願望が、人類を一つの家族として創造した神に由来するからだ」。ローマ教皇フランシスコはそう説く。こうした人間の希求が、軍事力によって叶えられることはなく、「ましてや、核兵器や大量破壊兵器によって満たされることは絶対にない」と訴えている。

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心象スケッチ

早朝の湖畔に立ち昇る朝霧は、古い幻灯機に映し出された風景のような危うさがある。夢とも現実ともつかない不思議な感覚が、私の心を虜(とりこ)にして、浮かんでは消え、消えては浮かぶ残像のような景色を、私は印象派のような情熱で記録する。

天鏡の譜

湖に映る風景を見ていると、ふと神々が映す「天上の鏡」ではないかと思うことがある。人間のちっぽけな知恵とか傲慢(ごうまん)とか、そんなことを思い知らされる時だ。ともすると、ああだったら良いのに、こうなれば良いのにと、自然を自分の条件で考えてしまう。神々の映し出す「天鏡の風景」は、そんな私に警鐘を鳴らしてくれるのだ。

2017年の「アフリカへ毛布をおくる運動」 2万7326枚がマラウイ、モザンビーク、コンゴ民主共和国へ

今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会=立正佼成会も参画)の取り組みで全国から寄せられた毛布の総枚数と配付国がこのほど、同委員会から発表された。

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ピアノソナタ月光より

ベートーヴェン自身は「幻想的ソナタ」と記した。そのタイトルにふさわしく、特に第一楽章はしっとりと魅惑的な曲だ。「月光」の呼び名は、後に詩人のルートヴィヒ・レルシュタープが「ルツェルン湖の波に揺らぐ小舟のよう」と称したことから名付けられたという。美しく柔らかな月の光の中で、揺れる小舟のような感動を覚えながら、私はシャッターを切る。