ミンダナオに吹く風(4) ミンダナオで起きている三つの戦闘 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

ミンダナオで起きている三つの戦闘

2001年に「ミンダナオ子ども図書館」を創設してから、15年以上活動を続けてきた間に、イスラム地域だけではなく、それ以外の山岳地域でも幾たびも戦闘が起こった。戦闘が勃発して避難民が出ているという情報が入るたびに、罪の無い子どもたちのことを放っておけずに救済活動をしてきた経験から、現地で起こる戦闘には3種類あることが分かってきた。

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聖エジディオ共同体のクワトルッチ事務局長 都内で本会の「青年の日」に参加 

来日中の聖エジディオ共同体(本部・ローマ)のアルベルト・クワトルッチ事務局長が5月21日、立正佼成会の庭野光祥次代会長と共に、豊田、立川両教会の「青年の日」の活動に参加した。

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バチカンから見た世界(18) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

「聖」を名乗る暴力の仮面を剥がす

エジプト・カイロにあるイスラーム・スンニ派最高権威機関アズハルで開催された「平和のための国際会議」の席上、ローマ教皇フランシスコがスピーチに立った。冒頭、エジプトを「文明の地」と呼び、エジプト文明が知と教育を奨励し、その営みの叡智(えいち)によって多様な出会いの場と分かち合いの機会が見いだされたと語った。また、「同盟の地」とも位置づけ、エジプトの歴史において、「異なる信仰が出会い、さまざまな文化が混じり合い、しかし、混交されることなく、(国家という)共通善に向けて同盟する重要さが認知されていった」と述べた。

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庭野平和財団が「宗教団体の社会貢献活動に関する調査」報告書を発行 ウェブでも公開

庭野平和財団はこのほど、昨年6月に実施した「宗教団体の社会貢献活動に関する調査」の報告書を発行するとともに、インターネット上に公開した。報告書は、宗教者、マスコミ関係者らに送付された。

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「終活」をテーマに 佼成霊園長・米多教郎氏

最近、「終活」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。「終活とは何か」と問い掛けますと、多くの方が「死ぬ準備」だと答えられます。しかし、その考えをぜひ変えて頂きたいと思います。

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WCRP/RfP国際委がインターネット上での子どもの性的搾取に関するガイドブックを作成 ユニセフ、ECPATと協働で

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会はこのほど、国連児童基金(ユニセフ)と国際NGOの「ECPAT」(エクパット、本部・バンコク)と協働で、子どもの性的搾取に関するガイドブック『インターネット上の性的搾取から子どもたちを守る』を作成した。これに関して、日本ユニセフ協会が5月16日、プレスリリースを配信した。

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