立正佼成会 庭野日鑛会長 1月の法話から(1)

1月1日付「佼成新聞」から、庭野日鑛会長の年頭法話「有り難し」を紹介します。

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【復元納棺師・笹原留似子さん】死者と遺族をつなぐ 大切な人との最後の時間をより尊いものに

生まれた者は必ず死ぬ。そう分かっていても私たちが自分や愛する人の死の場面について想像することは難しい。そんな中、人の死と真摯(しんし)に向き合い続ける人たちがいる。映画『おくりびと』で広く知られるようになった死への旅立ちを手伝う納棺師だ。笹原留似子さんは、納棺師の中でも、交通事故や災害などで亡くなった故人の生前のおもかげを探し、できる限り元の状態に戻す技術を持つ「復元納棺師」として14年間故人と遺族に寄り添ってきた。大切な人との別れ、記憶に残るあの人の顔――。死者と遺族をつなぐ“復元”とは何か、聞いた。

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バチカンから見た世界(3) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

トランプ大統領による壁の建設に対して カトリック

トランプ米大統領は1月25日、中南米からの密入国者の流入を阻止するため、メキシコとの国境に壁を建設する大統領令に署名した。密入国者が犯罪やテロの温床になっていると主張するトランプ氏は、治安の観点から、彼らの強制送還などに関する大統領令にも署名し、不法移民対策の強化に乗り出した。

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えっ、これも仏教語!?(2) 【おうびょうよやく】応病与薬

「病はさまざまあれど、名医はその病状を正確に把握し、症状に合った薬を投与する」――状況に応じた的確な対応、を言い表したものですが、人間の四苦八苦に、的確に対処する名医とは、誰あろう、われらがブッダ、お釈迦さまのことです。

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〈ひと〉日本一に導いた! 佼成学園高アメリカンフットボール部 小林孝至監督(48)

昨年末、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」を日本一に導き、監督就任23年目で悲願を成し遂げた。「部活動を通して、生徒の“思いやりの心”を育てたい」が、モットーだ。相手をいかにして倒すか、その技術よりも人間性を養う指導を重んじてきた。時に周囲から、「だから勝てないんだ」と批判されたこともある。

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