タイでホームスクーリング(後編) イキイキした子供たちの姿に学ぶ教育のかたち
「6歳を迎えた息子を、ホームスクーリングで育てよう!」。私たち夫婦はそう決意した。ちょうど、ホームスクーリングを実践する家族をサポートするNGOの代表者ムーさんとご縁があった。そのNGOは「バーン・スワンパー・スックチャイ(幸せの森の家)」という。
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信徒がいないミサでメッセージを発し続けたローマ教皇
5月18日、バチカンのサンピエトロ大聖堂でローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の生誕100年を記念するミサが開催され、世界に中継された。この後、新型コロナウイルスの感染予防対策として閉鎖されていた大聖堂の扉が開かれ、一般信徒に開放された。
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タイでホームスクーリング(前編) 親子で学ぶ「生きるための自立」
今年4月8日で、息子は満6歳になった。3年間通った村の幼稚園。先生方や友達にもよくしてもらい、元気いっぱいで卒園した。集団生活が苦手な息子だが、先生方の理解に助けられた。無理やり集団行動を強いることなく、彼の興味に共感しながら、新しい世界を教えてくれた。エネルギーに満ちあふれた何十人もの子供たちを教え導く先生方に、改めて感謝の思いが湧いてきた。
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イランのアーヤトッラーが教皇に親書 新型肺炎の世界的流行は人類友愛の時
イラン・コムにある国際大学「アルムスタファ」の学長であるアリレツァ・アラフィ師(アーヤトッラー=イスラーム・シーア派の高位指導者)はこのほど、ローマ教皇フランシスコに宛て親書を送った。新型コロナウイルスが世界に蔓延(まんえん)している状況にあって、「啓示宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)の共同体は人類に奉仕していかなければならない」とのメッセージを寄せたものだ。
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体という心の家に、安らぎの時間を――今ここから、できる自身のケア
世界中で、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大している。私の住むタイでも非常事態宣言が出され、人々の生活に大きな影響を与えている。感染により命を落とされた方のために祈りを捧げたい。また、現在治療中の方、懸命に治療に当たっている医療従事者の方、感染拡大を防ぐために対策を練る各国の政治リーダーや組織の責任者の方、そして、まさに感染の予防に努め、不自由な生活を強いられながらも協力している私たち一人ひとりに、いたわりと感謝、そして励ましの気持ちを表したいと思う。
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思い通りにならないことからの学び――山火事が教えた心の持ち方
今年に入って4日目のこと。私が住む瞑想(めいそう)修行場「ウィリヤダンマ・アシュラム」の隣の畑が火事になった。火の勢いは強く、アシュラムの一部の敷地にまで侵入し、皆で協力して消し止めた。幸いにも、人や家への被害はなかったけれど、タイでは特に乾季になると山火事がよく起こるため、またいつ起こるとも限らない。
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気づきを高めると、お金も節約できる!?――田舎暮らしの5年間を振り返る
先日、あるユーチューバーから依頼があり、数日間取材を受けた。タイ仏教の通訳・翻訳をしながらタイで田舎暮らしをする私の生き方に、興味を抱いてくださったのだ。取材では、私のタイとの出合いから今に至るまでを聞かれ、いろいろ振り返ることができた。
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「ちょっと待とう」から「今すぐやろう」へ――パイサーン師の新年のメッセージから
新しい年を迎えると、楽しみにしていることがある。それは、この連載で何度か登場して頂いているスカトー寺の現住職、パイサーン・ウィサーロ師の新年メッセージだ。動画でアップされたものをほぼリアルタイムで翻訳する。それが私の初仕事である。今回はぜひ要約してお届けしたい。
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教皇が訪日に託した思い(3)――声なき貧しい人々と地球環境を代弁し核兵器廃絶訴え
ローマ教皇フランシスコは訪日中の11月24日、長崎と広島から、核エネルギーの軍事利用が「倫理に反している」ことを訴えた。
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忙しさの正体――師走にふさわしい私の挑戦
師走に入り、2019年も残り少なくなってきた。師走は、クリスマス、忘年会、大みそかと、何かとイベントごとの多くなる時期である。今年1年の振り返りとともに、やり残したことを終えなければならなかったり、新しく迎える年の準備をしたり。なすべきことが増えていくシーズンともいえるだろう。
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