寄稿(連載)

清水寺に伝わる「おもてなし」の心(12)最終回 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

使命そのものに他ならぬ「大欲」を果たすために

当初は半年、計6回の予定にて本寄稿の大役をお引き受けし、結果的には一年間もの貴重な機会を拝受することとなった。こうした連続寄稿は初めての縁にて、皆様から長きにわたりご支持を頂いてきたことが感慨深く、改めて関係各位のご法光を大変有り難く思う。

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現代を見つめて(57) 食から始まる 文・石井光太(作家)

食から始まる

お正月の定番と言えば、おせち料理だ。ある調査によれば、日本人の六割くらいが今でもおせち料理を食べているという。

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現代を見つめて(56) 子供と家族のオアシス 文・石井光太(作家)

子供と家族のオアシス

大阪にある「TSURUMI こどもホスピス」をご存じだろうか。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(46) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

「鬼滅」世界と現実

先月は、「半沢直樹」や「鬼滅の刃」といった架空の作品世界に没入して楽しみつつ論じた(第45回)が、現実に目を戻すと、陰惨な光景が浮かび上がる。目に見える鬼がいるわけではないものの、「鬼」の気配が感じられるのだ。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(11) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

誠の謙虚と信頼を分かち合い 多様な中での共通項を指針に

清水寺には僧職が八人いる。こう言うと、大きな伽藍(がらん)を構える寺院にしては意外に少ないと、多くの人が驚く。このうち私と同じ日に、共に清水寺で得度した僧侶が四人を占める。年齢順に紹介すると、森清顕(せいげん)、私、大西皓久(こうきゅう)、大西晶允(しょういん)である。

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現代を見つめて(55) 同胞が助け合う場所 文・石井光太(作家)

同胞が助け合う場所

関東を中心に、ベトナム人が豚などの家畜を盗んだ容疑で逮捕された。彼らはインターネットのSNSを通じて在日ベトナム人に販売していたという。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(10) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

長い時間軸での継承と循環

「清水の舞台から飛び降りる」

寛永10(1633)年の再建以来、1694年から1864年の間に200件以上の飛び降りがあったそうである。そんなことわざで知られる当山本堂舞台。その床板修復落慶を12月初めに迎える。平成20年から続いた境内にある大小11の諸堂の解体、半解体、彩色復元工事がようやく、無事に完成する。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(45) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

いま話題の大ヒット作品:「半沢直樹」と「鬼滅の刃」

最近、大ヒット作が立て続けに生まれている。テレビでは2013年に大反響を呼んだ「半沢直樹」が今年の7月19日から9月27日まで放送され、最終回は視聴率32.7%と2013年最終回以来の高い数字で、総合視聴率(リアルタイムとタイムシフトの視聴率の合計)は44.1%という。

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現代を見つめて(54) 読書の秋 文・石井光太(作家)

読書の秋

――国語が乱れている。

近年、日本ではそう感じない人が増えているという。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(44) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

暗雲立ち込める政治

アメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院し、陰性にならないうちに退院して選挙活動を再開した。イギリス首相、ブラジル大統領と同じように、コロナ問題を軽視した国家指導者たちは、次々と自らも感染し、感染者数の増大により経済が停滞して、手痛い失敗をしている。

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