栄福の時代を目指して
栄福の時代を目指して(1) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
学問的エッセー――学問と芸術の架橋という夢
「利害を超えて現代と向き合う」の最終回に書いたように、8月の父逝去を契機に自分の人生の来し方行く末を省みたので、心機一転してタイトルを更新し、新しい内容も加えて執筆することになった。編集部が調べたところ、2017年3月以来、毎月連載してきた寄稿は90回に及んでおり、ちょうど良い区切りでもある。そこで今回は、〈総選挙が急に行われることになって政治についても書きたくはあるものの〉この新連載の内容について説明したい。
※総選挙に関しては、「利害を超えて現代と向き合う」の第81~84回などを参照