寄稿(連載)

『現代を見つめて』(36) 「縁」は志によって 文・石井光太(作家)

「縁」は志によって

四月になると、あちらこちらで初々しい新入生の姿を目にする。

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『心の悠遠――現代社会と瞑想』(1) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)

アメリカの宗教学に魅せられ渡米

2017年12月11日(月)早朝、米・ニューヨーク市マンハッタンの主要バスターミナル、ポートオーソリティー付近のタイムズスクエアにつながる地下通路で爆発があった。体に手製のパイプ爆弾を巻き付けていた容疑者の男は拘束されたが、容疑者のほかに少なくとも3人が負傷したと伝えられている。ポートオーソリティーは世界で最も利用者の多いバスターミナルで、一日約22万人もの利用者があるマンハッタンの交通の要の一つである。

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おもかげを探して どんど晴れ(14) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

あれから8年

今年の3月11日で、東日本大震災の発生から8年を迎えました。3月に入り、暖かい日が続いていましたが、この日だけは暴風雪でした。「あの日と同じ天気だな」と、感じていました。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(12)最終回 文・小倉広(経営コンサルタント)

本当に変わりたければ、変わるな

僕が勉強を続けているゲシュタルト療法の創始者、精神科医のフレデリック・パールズは次のような言葉を遺(のこ)しています。

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『現代を見つめて』(35) 人間が人間を測る危うさ 文・石井光太(作家)

人間が人間を測る危うさ

中国では、IT企業が国民一人ひとりを格付けする取り組みがはじまっているという。健康、収入、社会的立場などから点数付けするのだ。その評価によって、不動産が安く買えたり、優先的に病院での診察が受けられるようになったりするらしい。

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『利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割』(25) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

世紀転換期としての平成

前回(第24回)に書いたように、平成という時代は、「平和に成る」という願いが込められた年号であったにもかかわらず、実際には紛争や戦争が起こり、混迷の時代となって終わりつつある。それはなぜだろうか。

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おもかげを探して どんど晴れ(13) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

「いのちの授業」後編

だから今日を後悔しないように生きるためには、その日のうちに、大切な人に「ありがとう」と伝えておくこと。これがとても大切です。そして、ハグし合う。それが思春期で恥ずかしいのであればハイタッチでも良いですよ。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(11) 文・小倉広(経営コンサルタント)

あんたも好きねぇ

「あんたも好きねぇ」

昭和のテレビ番組「8時だよ! 全員集合」で子供たちを熱狂させた、加藤茶の必殺ギャグです。アドラー心理学を学んでからの僕は、誰を見てもこう思うのです。

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『現代を見つめて』(34) SNSと闇市場 文・石井光太(作家)

SNSと闇市場

ここ二~三年でカワウソの密輸が急増している。

日本の動物好きの人たちの間でカワウソブームが沸き起こったのは、テレビ番組がきっかけだった。最初は動物を扱ったバラエティー番組がカワウソを取り上げ、その後、有名なユーチューバーがカワウソの動画を投稿。かわいいと評判になり、一躍人気に火がついた。

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『利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割』(24) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

平和への願いが込められた年号

昨年末に、幕末・明治の時代を考えた。大正、昭和を経て、今は平成である。今上天皇が今年の4月30日で退位される予定なので、平成時代は1989年1月8日に始まって、20世紀末から21世紀初頭にわたり、30年113日間で終了することになる。この時代はどのようなものだっただろうか。

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