【JAXA「はやぶさ2」プロジェクトマネジャー・津田雄一さん】遙かなる宇宙へ――生命誕生の謎に迫る
地球誕生は約46億年前、そして生命誕生は約40億年前といわれる。ではどのようにして生命が誕生したのか――。その疑問を解き明かすため、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球から3億キロメートル、太陽の向こう側のかなたにある小惑星「リュウグウ」で探査に挑んでいる。地球帰還は東京五輪が開催される2020年。「はやぶさ2」プロジェクトマネジャーの津田雄一さんに、小惑星探査に懸ける思いを聞いた。
普門館とわたし(1)
普門館にまつわる思い出やエピソードを「普門館とわたし」として募集したところ、貴重な体験が投稿として寄せられています。編集部に届いた投稿を随時掲載していきます。第1回は、最初に届いた「ゆう」さんと、高校で吹奏楽部の部長として活躍した「小倉パン」さんの投稿です。(タイトルは編集部)
西日本豪雨 浸水した会員宅でのボランティア始まる
西日本を襲った集中豪雨の犠牲者は210人、家屋被害は2万8000棟を超えた(総務省消防庁発表=7月16日現在)。立正佼成会本部は被害の甚大な地域に職員を派遣し、各教会などと連携して被害の情報収集を行うとともに、支援体制を整え、救援物資の供給を行っている。
西日本豪雨 各地で炊き出しや水の搬送
西日本を襲った記録的豪雨により大きな被害を受けた岡山、広島、愛媛県などの被災地域では現在、立正佼成会本部、教区、支教区、教会が連携を図り、状況の確認や支援が行われている。中でも、断水が続いている地区では、厳しい暑さの中で水不足が深刻化しており、会員の協力や近隣教会によって水の提供、物資の搬送などが進められている。
ミンダナオに吹く風(17) 魂がこもった「ゆめポッケ」 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)
魂がこもった「ゆめポッケ」
「ミンダナオ子ども図書館」では、すでに10年以上、立正佼成会の子どもたちから送られてくる「ゆめポッケ」を、戦闘の起こる地域のイスラーム教徒や極貧の先住民の子どもたちに届け続けてきた。戦争で親を失った子や、貧困で学用品を買えない子たちにとって「ゆめポッケ」は、物資支援のなかでも心から喜ばれる贈り物だ。それは、受け取った子どもたちの喜び方と笑顔から分かる。
ミンダナオに吹く風(16) 和平に向けて団結し始めた人々 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)
和平に向けて団結し始めた人々
「ミンダナオ島にIS(イスラーム国)が侵入してきている」という情報は、すでにマラウィの戦争が勃発する3年ぐらい前に、ミンダナオ和平国際監視団のメンバーを通じて耳にしていた。ISが勢力を拡大していった結果が今回のマラウィの戦争であり、短期間に市の建物が徹底的に破壊された。多くの避難民がいまだに家に帰れないのは、悲しいことだ。
第35回庭野平和賞受賞記念講演 アディアン財団のファディ・ダウ理事長
5月10日に国際文化会館で行われた第35回庭野平和賞贈呈式の席上、記念講演に立ったアディアン財団のファディ・ダウ理事長は「平和なくして、宗教はない」と語り掛け、宗教者、信仰者が共に手を携えて、全て人の尊厳を尊重する世界の実現を訴えた。全文(仮訳)を紹介する。
難民支援協会がウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」を刊行
「難民が新たな土地で安心して暮らせるように支え、ともに生きられる社会を実現する」ことをミッションに掲げる難民支援協会(JAR)が、ウェブサイト「ニッポン複雑紀行」をスタート。同サイトは、日本の移民文化や移民事情を紹介するウェブマガジンで、編集長には、株式会社コモンセンス代表の望月優大氏が就任。JARの広報部スタッフや外部ライターらも執筆に携わり、日本にある多様な移民文化の魅力や移民事情の背景について発信しています。
国際協力活動に従事する個人を表彰 「アーユス賞授賞式」が東京で
市民による国際協力NGOの活動に多大な功績のあった個人を表彰する「アーユス賞授賞式」(NPО法人「アーユス仏教国際協力ネットワーク」主催)が2月5日、東京・品川区の日蓮宗妙建山本立寺で開催された。同ネットワークの会員やNGO関係者ら90人が参集した。