アフリカへ毛布をおくる運動 2万4240枚が現地へ

千葉・習志野市の日通倉庫に集積され、梱包された毛布

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会=立正佼成会も参画)の昨年の取り組みで集められた毛布をアフリカに届ける輸送船が昨年12月21日、横浜港からモザンビークに向けて出航した。

昨年4月1日から5月31日までの運動期間中に全国から寄せられた毛布は2万4240枚。その全てが千葉・習志野市にある日本通運株式会社の倉庫に集積され、今回の船に積載された。

横浜港から約1カ月半かけて、モザンビークの首都にあるマプト港に到着し、同国の人々に届ける毛布7260枚が積み下ろされた後、残りのマラウイ行きの1万6980枚がモザンビークのベイラ港まで運ばれる。

両港に輸送された毛布は2月上旬には陸送で配付地に届けられ、現地パートナー団体を通じて、HIV陽性者・エイズ患者や孤児、高齢者、障がい者らに優先的に手渡される予定だ。

なお、同運動推進委員会では、毛布を配付地に届けるための海外輸送協力金の受け付けを、年間を通じて行っている。