西日本豪雨 WCRP/RfP日本委と新宗連青年会が被災地で支援活動
7月上旬に西日本を襲った記録的な豪雨(平成30年7月豪雨)は、岡山、広島、愛媛各県に甚大な被害をもたらした。これに対し、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)は、熊本地震に引き続き、協働で復興支援活動に当たることを決定。両団体による災害ボランティアチーム「VOWS(Volunteer of WCRP & SYL)」が、愛媛・西予(せいよ)市と広島・三原市で活動を行っている。9月22、23の両日には、両団体に加盟する教団の信徒計27人が、両地域でボランティア活動に取り組んだ。
唯仏与仏(14) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
たとえば、きついことをいってくる人は嫌いな人と片づけがちですが、そのきつい言葉が、自分では気づけない欠点や短所を教えてくれるお師匠さんなのです。そこで、まず自分の考え方を変える努力をする。そうして自分が変わっていくと、ひとりでに相手も変わってくるものです。これは、私が何十万という会員さんに接した経験から、太鼓判を押していえることです。
200万個の地雷が埋まった朝鮮半島 解決の糸口を探る講演会
韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線をはさんで南北に2キロの幅で非武装地帯が設定されているが、両国によって数百万個といわれる地雷が埋められている。今年4月の南北首脳会談や6月の米朝首脳会談による朝鮮半島の緊張緩和を受けて、地雷の実態と除去に関する講演会が7月19日、東京・新宿区の早稲田大学で行われた。テーマは『朝鮮半島の緊張緩和と地雷問題』。NPO法人「地雷廃絶日本キャンペーン」(JCBL)と「アーユス仏教国際協力ネットワーク」が共催した。
ホタルの光を復興の象徴に 明社が「南三陸町ホタル再生プロジェクト」
宮城・南三陸町の西戸地区で行われている、明るい社会づくり運動仙台地区推進協議会(仙台明社)、上尾明るい社会づくりの会(上尾明社=埼玉県)、立正佼成会が協力団体として関わるNPO法人「明るい社会づくり運動」(全国明社)の協働による「南三陸町ホタル再生プロジェクト」が3年目を迎えた。6月23日には、仙台明社、上尾明社のメンバーら23人が集い、近隣の生息地で数匹のゲンジボタルを採集。繁殖を願い、「育成ハウス」に移植した。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ピッコロ・丸田悠太さん Vol.3
丸田悠太さんは、フルート演奏の幅を広げるために始めたピッコロに魅せられ、やがて東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)にピッコロ奏者として入団する。今は楽団の“際立つ存在”としてファンの注目を集める。今年6月の第139回定期演奏会ではソリストを務めることが決まった。今回は、定期演奏会に懸ける意気込みに加え、演奏家としての理想の姿について聞いた。
「一食ユニセフ募金」40年 早水研・日本ユニセフ協会専務理事からのメッセージ
ユニセフは、国際児童年に当たる1979年に、立正佼成会とのパートナー関係を樹立しました。それ以来、長年にわたり「一食(いちじき)ユニセフ募金」を通じて、皆さまから69億円を超える浄財をお預かりしています。皆さまと歩んできた40年、たくさんの時間や価値を共有し、今日を迎えられたことをうれしく思います。
「憲法改正」は暮らしに直結 新宗連首都圏総支部が平和学習会
『憲法改正と国民投票』をテーマに、新日本宗教団体連合会(新宗連)首都圏総支部による「平和学習会」が4月9日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で開催された。8教団から約300人が参集した。
憲法が変わるとどうなるか 本会職員を対象に憲法学習会
立正佼成会の職員を対象とした憲法学習会が2月2日、法輪閣(東京・杉並区)で行われた。「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)で活動する種田和敏弁護士が講師を務めた。
バチカンから見た世界(49) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
聖都エルサレムをめぐる問題――イスラーム政治指導者とバチカン
トランプ米大統領が昨年の12月6日、聖都エルサレムをイスラエルの首都と認定し、米大使館を移転させる宣言文書に署名したことに対し、エジプト・カイロのイスラーム・スンニ派最高権威機関「アズハル」のアハメド・タイエブ総長は、「エルサレムに大使館を移転させるという米国の実行を阻止しなければならない」と発言し、12月中旬にカイロで予定されていたマイク・ペンス米副大統領との会見を拒否した。今年に入り、アズハルは1月16、17の両日、同機関で「エルサレム支援のための国際会議」を開催した。86カ国から政治家やイスラーム、キリスト教の指導者が参加した。
気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(11) 文 浦崎雅代(翻訳家)
精いっぱいやる、でもシリアスにならない
前回お伝えしたタンマヤートラ(法の巡礼)。8日間で約100キロの、歩く瞑想(めいそう)だ。私の家族も無事に完歩した。3歳の息子は夫に抱かれる時間が多かったけれど、それもまたよし。夫は「辛抱強さを身につけるぞ!」とあらかじめ語っていたので、体重17キロの息子を抱えながら楽しそうに歩いていた。