バチカンから見た世界(74) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

各国元首の年末年始の言動に見る2019年

カトリック教会は毎年の元日、「世界平和祈願日」を執り行う。ローマ教皇パウロ六世によって定められた同祈願日は、今年で52回目を迎えた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(23) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

一年の計

一年の計は元旦にあり、というから、新春にそれを考えた人も多いだろう。昨年は4回にわたって明治維新について考えてきたので、その歴史を振り返りつつ今後の日本を考えてみよう。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(23) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

善き友と歩く――早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければ仲間と行け

昨年12月1日から8日まで、タンマヤートラ(法の巡礼)に参加した。タイ東北部に位置するチャイヤプーム県で毎年行われる、歩くイベントだ。今回で19回を数える。

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第1回仏教精神に学ぶ経営者の集い 『ど真剣は未来を変える』テーマに

立正佼成会の教団創立八十周年記念事業として、第1回「仏教精神に学ぶ経営者の集い」が昨年12月16日、大聖堂(東京・杉並区)で開催された。テーマは『“ど真剣は未来を変える”――新たな経営哲学の創造をめざそう!』。全国から企業経営者や個人事業主の会員ら2191人が参集した。

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「親子で取り組むゆめポッケ」配付先発表 2万3197個がフィリピンやレバノンなどの子供たちへ

昨年の「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーン期間中(6月1日から8月31日まで)に全国から寄せられたゆめポッケは、2万3197個に上り、このほど、レバノン、パレスチナ・ガザ地区、フィリピン・ミンダナオ島で配付されることが決定した。

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幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(11) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

手放して、手に入れる――キサーゴータミー

キサーゴータミーと呼ばれる若い母親がいました。キサーとは「痩せた」、ゴータミーとは「ゴータマ姓の女性」という意味ですので、正確な彼女の名前は誰も知りません。

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男たちの介護――(4) 認知症の母との二人暮らし 心折れそうになりながら

今度は自分が母に尽くす番

出向が決まった。勤務先も名古屋になる。藤堂靖之さん(69)は定時制高校を卒業後、広島市内の大手製鉄機械メーカーで働いてきた。さまざまな部署を経験し、50歳の時に名古屋の関連会社へ出向することになったのだ。

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おもかげを探して どんど晴れ(11) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

白いケーキと黒いケーキ

2018年を振り返ると、貧困や虐待に直面した現場が多くありました。

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唯仏与仏(27) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私たちは、まず自分の幸せを願って行動するのがふつうですが、立正佼成会では「まず人さま」という言葉で、自分の満足より先に、相手の幸せを思いやることを大事にしてきました。それは、人さまの幸せを願うことが「仏性(ぶっしょう)」をまっすぐに発揮していく早道だからです。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトサクソフォン・田中靖人さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、TKWOコンサートマスターで、アルトサクソフォン奏者の田中靖人さんへのインタビュー。音楽の道を歩むスタートは、友達の安易な一言から始まった。出会うべくして出会ったのかもしれない――。

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