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現代を見つめて(2) 希望という光を求め 写真・文 石井光太(作家)

希望という光を求め

「うちの国では、生まれた時から難民として育っている子が増えている」

難民の取材をしていた際に、ヨルダン人にそう言われた。2011年にシリアが内戦状態に陥ってから難民の流出が止まらなくなり、現在、隣国ヨルダンには六十万人の難民が暮していると言われている。

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イラクの今 JENエマージェンシーオフィサー(緊急支援担当)・廣瀬美紀氏

イラク国内には現在、二つの政府が存在し、南部をイラク中央政府、北部3州をクルド地域政府が実効支配しています。南部にイスラム教シーア派のアラブ人、中部にイスラム教スンニ派のアラブ人、北部に、「国を持たない世界最大の民族」と言われるクルド人が住んでいます。このほか、国内には、ヤジディ教徒、キリスト教徒、トルクメンなど少数派の人々もいます。

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佼成学園高アメフット部 全国大会で初の栄冠 咲かせた大輪

形勢は明らかに不利だった。ボール支配時間、攻撃権獲得数、獲得距離など、いずれも関西学院には及ばなかったが、試合を制したのは佼成学園だった――。高校アメリカンフットボールの日本一を決める第47回全国高等学校選手権大会の決勝戦(クリスマスボウル)が昨年12月23日、大阪市のキンチョウスタジアムで開催され、佼成学園「ロータス」(関東代表)が関西学院「ファイターズ」(関西代表)と対戦した。3連覇を狙う“関西の王者”と初優勝を目指す“関東の挑戦者”の対決は、終始劣勢に回りながらも、粘り強い試合運びで佼成学園が27対17で勝利。創部42年にして初の日本一の栄冠を手にした。

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宗教団体の社会貢献活動は「無関心」から評価に変わったか 庭野平和財団がシンポジウム(1)

庭野平和財団による「第3回宗教団体の社会貢献活動に関する調査」の報告とシンポジウムが昨年12月1日、佼成図書館視聴覚ホールで行われた。テーマは『宗教団体の社会貢献活動は「無関心」から評価に変わったか?』。宗教者やマスコミ関係者ら50人が参加した。

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宗教団体の社会貢献活動は「無関心」から評価に変わったか 庭野平和財団がシンポジウム(2)

「第3回宗教団体の社会貢献活動に関する調査」の結果を基に、パネルディスカッションでの3氏の発言要旨を紹介する。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 11月、12月の法話から

昨年11月、12月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

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貧困や教育問題の解決に向け、カンボジア諸宗教評議会が会合 光祥次代会長が出席

昨年12月8日、カンボジア・プノンペン市でカンボジア諸宗教評議会(CIC)=世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)カンボジア委員会=の会合が行われ、庭野光祥次代会長がWCRP/RfP国際共同議長として出席した。また、6日から11日までの滞在中、同国仏教指導者や宗教大臣を表敬訪問。WCRP/RfP国際委員会の杉野恭一副事務総長が同行した。

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現代を見つめて(1) 支援と感謝の往復書簡 文・石井光太(作家)

支援と感謝の往復書簡

昨年も、日本は多くの災害に見舞われた。熊本地震、台風十号、糸魚川市大規模火災……。

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新年を迎え、全国で「元旦参り」

新たな年を迎え、世界の平和を祈念し精進を誓い合う「元旦参り」が1月1日朝、大聖堂をはじめ全国各教会で行われた。元朝の凜(りん)とした空気の中、大聖堂には約5100人が参集。振り袖姿の青年女子部員らが参拝者を迎えた。

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WCRP/RfP日本委 「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は昨年12月17日、「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」の2016年度第3期支援先を発表した。同プロジェクトは東日本大震災の復興支援の一環として始められたもの。東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う住民の避難生活が続く福島県で、地域コミュニティーの再生や活性化に取り組む11団体に計215万円を寄託する。

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