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「カジノ法」を考える(1) 社会への影響は? 鳥畑静岡大学教授に聞く

カジノを解禁する「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(IR推進法=通称・カジノ法)が昨年12月16日に成立し、同26日に施行された。今後、整備推進本部が内閣に設置され、カジノの運営方法や入場規制などを盛り込んだ実施法案の策定が進められる。推進派は、雇用の拡大、観光客の増加、それによる税収増といった経済効果や地域振興を見込むが、カジノ解禁による社会的影響は大きい。IR推進法が根本的に抱える問題について、専門家のインタビューを2回にわたって紹介する。今回は、地域に与える影響、経済面の懸念などについて、参議院内閣委員会の参考人を務めた静岡大学の鳥畑与一教授に話を聞いた。

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乳幼児期の子どもの発達  「子どもの権利条約」の視点から 大谷美紀子弁護士

「子どもの権利条約」は現在、196の国と地域が批准する、最も多くの締約国を有する国連の人権条約です。この中で、子どもとは、「18歳未満の全ての者」と定められています。未熟な存在である子どもを保護する義務を大人に課するだけでなく、子ども自身が“権利の主体”という考え方が、条約の大きな柱となっています。

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知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(2)

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。憲法を学ぶ大切さについて種田和敏弁護士に聞いた。

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全国で『法華三部経』読誦

「平成29年次寒中読誦修行(寒修行)」が大聖堂はじめ全国の教会道場や地域道場などで始まった。

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知っていますか 私たちの暮らしと憲法が深くつながっていること(1)

カフェの雰囲気で、“気軽に”憲法を語り合う

憲法改正に前向きな国会議員が衆参両議院で3分の2を超え、「改正」が現実味を帯びている。こうした中、多くの人に憲法の意義や日本国憲法の理念を知ってもらうため、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)では各地で「憲法カフェ」を開催している。立正佼成会でも昨年、全国115会場で行われた。昨年末には、「あすわか」の協力を得て職員対象の学習会も実施。憲法カフェの取り組みと、憲法を学ぶ大切さについての種田和敏弁護士へのインタビューを紹介する。

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温かい地域社会づくりを目指し草の根で活動する団体を支援 一食地域貢献プロジェクト

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は、平成26年から「一食地域貢献プロジェクト」を実施している。これは、全国教会の中から特定の教会が、同基金の浄財の一部を活用して、地元の非営利団体を助成するプロジェクト。温かな地域社会づくりの一助に尽くすことを目的にしている。昨年は30教会が取り組み、合わせて92団体を支援。これまでの3年間で、助成先は延べ225団体に上り、総額3747万2398円が各団体の活動に役立てられた。助成先の中から3団体の活動を紹介する。

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バチカンから見た世界(1) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

ローマ教皇 「外交は連帯実現の手段」

バチカンは現在、世界182カ国と外交関係を樹立している。毎年1月には、バチカンを担当する各国の外交団とローマ教皇が年頭の挨拶を交わし、席上、各国大使を前に教皇が国際情勢に対する見解を述べる慣習になっている。今年の年頭挨拶は9日に交わされた。

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イスラームの世界に触れる――東京・名古屋・神戸で「映画祭」開催

ムスリム(イスラーム教徒)が題材の映画を集めた「イスラーム映画祭2」(主催・イスラーム映画祭実行委員会)が1月14日、東京・渋谷区のユーロスペースで始まった。20日まで、毎日3、4作品が上映される。

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現代における宗教 より求められるために

寛容さが影をひそめ、自己中心的な主張や排他性が人と人との間を分断しつつある現代――。こうした時代の流れに対し宗教は何ができるのか。社会から求められている宗教の役割とは何か。NGOの代表、研究者、ジャーナリストに聞いた。

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比叡山延暦寺の小堀執行が来会

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、川端健之理事長と事務庁舎で懇談した。延暦寺内局から獅子王圓明総務部長(副執行)が同行した。

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