新着

TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・原浩介さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、クラリネット奏者の原浩介さん。音楽の道に進むきっかけや、TKWOへの熱い思いを聞いた。

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バチカンから見た世界(70) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

金正恩委員長からの招待状を待つローマ教皇

文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領が10月17、18の両日にバチカンを訪問した。これに先立つ15日、政権を支える与党・民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表が、情報源を明らかにしないながらも、「来年の春にかけて、ローマ教皇フランシスコが北朝鮮訪問を希望しているとの話を聞いている」と発言していた。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(7) 文・小倉広(経営コンサルタント)

生きている それだけであなたには価値がある

本コラムの読者の皆さんは、いわゆる「頑張り屋さん」が多いのではないでしょうか。かくいう私も、これまでずっと「頑張り屋さん」を続けてきました。近年は、だいぶ肩の荷が下りて、頑張らなくてもいい、と思えるようになってきましたが。

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女性のライフサイクルと心 広島大学大学院の岡本教授が講演 中央学術研究所の研究会で

『女性のライフサイクルとこころの危機――「個」と「関係性」からみた成人女性のこころの悩み』をテーマに、立正佼成会の付置研究所である中央学術研究所による「第11回善知識研究会」が10月28日午後、東京・杉並区のセレニティホールで開かれた。同研究所講師、客員研究員、教育、医療、法曹など各分野で活躍する会員87人が参加した。教団から今井克昌教学委員長が出席。庭野統弘学林学長が議長を務めた。

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核廃絶に向けて 宗教の役割を考えるシンポジウム 上智大学で

『核兵器禁止条約と日本の宗教の役割』と題したシンポジウムが9月20日、東京・千代田区の上智大学四谷キャンパスで開催された。主催は上智大学大学院実践宗教学研究科、ベグライテン、ミシュカの森。市民ら約200人が参加した。当日は、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の国際運営委員を務める川崎哲氏(ピースボート共同代表)が基調講演。立正佼成会軍縮問題アドバイザーの神谷昌道氏、全日本仏教会事務総長の戸松義晴師(浄土宗心光院住職)、カトリック司祭の光延一郎師(同大学神学部教授)が発言した。要旨を紹介する。(文責在編集部)

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WCRP/RfP日本委 KCRPと共催で公開シンポジウム 日韓宗教者の絆 強固に

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と韓国宗教人平和会議(KCRP)共催による公開シンポジウムが10月25日、札幌市の日本聖公会北海道教区札幌キリスト教会主教座聖堂で行われた。これは、両組織が北海道内で開催した「日韓宗教指導者交流」プログラム(23日から26日)の一環として実施されたもの。同プログラムの出席者17人をはじめ、立正佼成会札幌、札幌北両教会の会員を含む加盟教団の信徒ら約130人が参加した。

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一燈園 光泉林開林九十周年と西田当番の米寿を祝う会 庭野会長の名代として中村常務理事が出席

一燈園(一般財団法人「懺悔奉仕光泉林」)による「光泉林開林九十周年と西田多戈止当番の米寿を祝う会」が10月20日、京都市内にある同園施設で開催され、立正佼成会から、中村憲一郎常務理事(庭野日鑛会長名代)、佐藤益弘西日本教区長、松本貢一近畿支教区長が出席した。

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平和を目指し、地球規模の諸課題について対話 「第32回世界宗教者平和のための祈りの集い」開催(海外通信・バチカン支局)

聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体、本部・ローマ)による「第32回世界宗教者平和のための祈りの集い」が10月14日から16日まで、イタリア北部の都市・ボローニャで開催され、世界各国から宗教者をはじめ政治指導者、研究者など300人以上が参集した。立正佼成会から、中央学術研究所の川本貢市所長が出席した。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(17)

毒牙 デーヴァダッタ(Ⅱ)

王宮に通じる門の前で、デーヴァダッタ(提婆達多=だいばだった)は衛士(えじ)に行く手を阻まれました。「あなたさまをお通ししてはならぬ、と王からの申し伝えでございます」。デーヴァダッタは一瞬、耳を疑いました。これまで、わが物顔に王宮へ足を踏み入れ、自由に王のアジャータサットゥ(阿闍世=あじゃせ)と会うことができたからです。衛士と押し問答になりましたが、衛士は王の命令を繰り返すだけでした。その対応が丁重なだけに、その裏に潜む王の固い意志をデーヴァダッタははっきりと感じ取りました。

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伝統芸能が地域の“宝”になる 長野・大鹿村で庭野平和財団がGNH現地学習会

経済的な豊かさだけでなく、自然環境や伝統文化の保全などを含めて人々の幸福の度合いを基に、豊かさの意味を考える庭野平和財団のGNH(国民総幸福)現地学習会が10月20日から22日まで、長野・下伊那郡大鹿村で行われた。交流のある諸団体から6人が参加した。

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