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広島教会 被爆地に生きる意味かみしめ 支部ごとに平和学習を実施
「これからも戦争のない平和な世界を守り、次の世代につなげる」ため、立正佼成会広島教会では、今年6月から支部ごとで原爆について詳しく知る平和学習を実施している。核兵器の恐ろしさを再認識するとともに、被爆者や被爆二世、三世の“痛み”を知り、自らが被爆地に生を享(う)けた意味合いをかみしめる機会となっている。
大分教会、山形県下3教会 宗教者懇話会活発に 共に平和の祈り捧げ
立正佼成会大分教会が加盟する大分宗教者懇話会の「第7回世界平和の祈り」が10月5日、同教会道場で開催された。同教会を含め伝統仏教、キリスト教など6団体の信徒214人が参加した。
ミャンマーの紛争停止を諸宗教者と共に カトリック・ヤンゴン大司教が呼び掛け(海外通信・バチカン支局)
「ミャンマー・シャン州ラーショーやラカイン州などで続く紛争で、無実の人々が強制疎開を余儀なくされ、虐殺され、暴力を受けており、そうした悲惨なニュースが報じられない日はない」。カトリック教会ヤンゴン大司教であるチャールズ・ボー枢機卿はこのほど声明文を発表し、国情をそう指摘した。こうした悲惨な現状に対し、同枢機卿は「ミャンマーにおける無実の市民に対する残虐行為を停止させるために、諸宗教者が声を上げるように」と呼び掛けている。
心の悠遠――現代社会と瞑想(7) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)
米国学生の心を打つ禅
5月17日から30日までの14日間、米国ジョージア州立大学の学生10人を率いて、神奈川県の鎌倉にある円覚寺などの4カ寺と千葉県の富津にある自坊・佛母寺で、異文化相互理解を促進するプロジェクトを行った。
利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(32) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)
新しい思想の必要性
令和になってから、良くないことが続いているように思うのは私だけだろうか。新内閣が組閣されつつあるまさにその時に、台風15号が来て千葉県に甚大な被害を与え、その傷が癒える間もなく、10月12日には記録的な大型台風19号が来て豪雨により各地に水害が生じた。
TKWO――音楽とともにある人生♪ テナー・サクソフォン・松井宏幸さん Vol.3
東京佼成ウインドオーケストラのテナー・サクソフォン奏者・松井宏幸さんは、高校3年生の時、埼玉栄高校吹奏楽部の一員として、全日本吹奏楽コンクールの全国大会に出場した。昨年閉館となった普門館のステージで演奏し、金賞を受賞した経験を持つ。最終回では、普門館での思い出、トレードマークであるリーゼントへのこだわり、そして演奏家を目指す学生に向けたメッセージを聞いた。
「お会式・日蓮聖人遠忌法要」大聖堂で 川端理事長が講話
法華経の広宣流布に生涯を捧げた日蓮聖人の遺徳を偲(しの)ぶ「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が10月13日、立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で行われ、教団役職者や参拝者が参列した。例年は本会発祥の地・修養道場で行われているが、台風19号の影響を考慮し、場所を変更して実施された。
光祥次代会長 インドを訪問し青年らと交流 M・アラム博士と庭野開祖の絆を継承
庭野光祥次代会長はじめ根本昌廣時務部主席、和田惠久巳総務部副部長(国際宗教協力専任部長)ら17人で構成される立正佼成会の使節団が10月7日から11日まで、インド・タミルナードゥ州コインバトールのシャンティ・アシュラム本部などを訪れた。一行は、シャンティ・アシュラムのプログラムを視察、現地の青年とも交流した。
新宗連全国総会 国際問題の平和解決願う「祈りのことば」を理事会で承認
新日本宗教団体連合会(新宗連)の今年度の「全国総会」が10月8、9の両日、立正佼成会の大阪普門館(大阪市)などで開催された。理事、評議員、各総支部の会長、オブザーバーら合わせて76人が参加。本会から庭野日鑛会長(新宗連顧問)、川端健之理事長(同常務理事)、中村憲一郎常務理事(同会計委員長)、澤田晃成総務部部長(同評議員)らが出席した。