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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(26) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

「令和」という新年号

「令和」という新年号が発表された。「昭和」に続いて「和」が用いられた。「平成」の「平」と合わせると、「平和」となる。「昭和」時代には世界大戦が起こったし、第24回で述べたように、「平成」の時代は「平和に成る」という願いとは逆に混乱や紛争が世界で起こってしまった。「令和」の時代には、今度こそ平和が実現してほしいものだ。

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現代を見つめて(36) 「縁」は志によって 文・石井光太(作家)

「縁」は志によって

四月になると、あちらこちらで初々しい新入生の姿を目にする。

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男たちの介護――(15) 岡田利伸さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

人生に深みもたらす介護体験

介護をする人や、される人の属性を、類型化あるいは数値化すると、介護の全容が分かったような気持ちになります。根拠のある介護の方法を得られるような気持ちにもなります。でも、それはとんでもない勘違いであることは、これまでの本連載でも明らかになっていますが、今回の岡田利伸さん(68)=仮名=の介護体験のケースでもそうでした。介護は常に具体であり、個別であり、そして、特殊な生活行為であることを教えられたのです。

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唯仏与仏(41) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

野球の選手や相撲の力士といったプロの世界では、一日怠けるとそれをとりもどすのに三日かかるといわれます。進歩には時間がかかりますが、退歩はたちまちやってくるのです。

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清水寺の森貫主が台東教会で講演 開祖記念館の公開講座

開祖記念館による公開講座「開祖さまとの出会いを語る」(全6回)の第1回が4月7日、立正佼成会台東教会で開催され、北法相宗音羽山清水寺の森清範貫主が講演した。同館から川本貢市館長らが出席し、会員ら294人が参加した。

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3年目を迎えた「ゆめトモ交流プログラム」 ミンダナオの青年が9支教区で会員と交流

フィリピン・ミンダナオ島のNGOである「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の奨学生と立正佼成会の会員が心を通わせる、今年の「ゆめトモ交流プログラム」(主管・青年ネットワークグループ)が4月12日から23日まで、9支教区で行われる。プログラムのスタートとなる12日には、MCLメンバーら10人が世田谷教会(東京西支教区)を訪れ、同教会の少年、青年男子、同女子の各部員ら約120人と交流した。

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ちょっと軽く、ストレッチしてみましょう(11.ぎっくり腰) 加瀬剛(スポーツトレーナー、佼成学園高アメフット部ヘッドトレーナー)

「体幹を鍛えることで当たり負けない体をつくる」をモットーに、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」の全国大会3連覇に貢献したスポーツトレーナー加瀬剛氏。日頃は、接骨院の院長として、多く人のケアに当たっている。体の構造を知り、毎日をしなやかに過ごすにはどうすればいいか――体の専門家としてアドバイスする。(※ケアの方法を動画で紹介)

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WCRP/RfP日本委の「震災から9年目をむかえる宗教者復興会合」から セッション2「『今を生きるいのち』への連帯」

ニーズに合わせた支援を持続的に

「『今を生きるいのち』への連帯」のセッションでは、移動式傾聴喫茶「カフェ・デ・モンク」を主宰する曹洞宗通大寺の金田諦應住職、「釜石支援センター望」の海老原祐治代表、一般財団法人「ふくしま百年基金」の山﨑庸貴代表理事がパネリストとして出席した。立正佼成会の和田惠久巳総務部副部長(国際宗教協力専任部長)がコーディネーターを務めた。

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庭野会長 日吉大社へ 「山王祭」を観覧

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行の招聘(しょうへい)により、立正佼成会の庭野日鑛会長は4月13日夜、湖国三大祭りの一つである日吉大社(大津市坂本)の山王祭を観覧した。佐藤益弘西日本教区長(京都教会長)が同行した。

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六花の会 仏教を生かす経営 今年も各地で学習会

仏教精神に学ぶ経営者のつながりと研鑽(けんさん)の場として昨年12月に発足した「六花(りっか)の会」のメンバーによる学習会が4月14日、立正佼成会の杉並、富士両教会で行われた。企業経営者や個人事業主の会員らが参集。講演や体験発表、グループ討議などを通し、学びを深めた。

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