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唯仏与仏(45) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
「慈悲」の「慈」は「まわりの人を幸せにしてあげたい」という心で、「悲」は「人の苦しみを抜いてあげたい」という心です。これをわかりやすくいえば、「思いやり」ということになります。苦しんでいる人を見れば「ああ、お気の毒に」と思い、「何とかしてあげたい」と思う心です。そして、その「思いやり」を実践に移すことです。
新・仏典物語――釈尊の弟子たち(24)
最後の弟子
淡い月の光が、林を抜ける小道を照らしていました。月明かりに浮かぶ、その白い道を一人の老いた行者が歩んでいました。石につまずいてはよろめく身体を杖(つえ)で支えながら、スバッダはゆっくりと足を進めました。やがて、粗末な庵(いおり)が見えてきました。庵の傍らに立つ沙羅(しゃら)の樹の下に、釈尊が横臥(おうが)されていました。「お釈迦さまが今夜、入滅される」と伝え聞き、スバッダは釈尊のもとを訪れたのでした。
上智大学でシンポジウム 「平和、非核、人類文明の未来」開催 光祥次代会長がパネリストとして出席
「2019年度ソフィアシンポジウム『平和、非核、人類文明の未来』~宗教者・研究者による対話」が5月18日、上智大学四谷キャンパス(東京・千代田区)で開催された。立正佼成会の庭野光祥次代会長がパネリストとして出席、『立正佼成会における核廃絶の取り組みについて』と題して発表した。
【下館教会】 教会発足60周年記念式典
5月19日、結城市民文化センターアクロス(茨城・結城市)で、立正佼成会下館教会の発足60周年記念式典「悦(よろこ)びの集い」が開催され、310人が参集した。
第50回「青年の日」 “自分”を超え、共に手をとり平和築く
平和な社会や世界を築くため、立正佼成会の青年部員が創造的な発想に基づいて具体的な活動を行う「青年の日」が5月19日、各地で行われた。50回目を迎えた今年のメーンテーマは『大志~社会変革の風をおこそう』。全国の青少年部員約1万500人が、会員や市民ら約2万7000人の協力を得て、さまざまな活動を展開した。正午には、各地で一斉に「全国青年平和の祈り」が捧げられた。
解脱会・岡野長老の聖葬祭 庭野会長が参列
新日本宗教団体連合会(新宗連)の第六代理事長を務め、4月3日に逝去した解脱会の岡野聖法長老の聖葬祭(教団葬)が5月19日、埼玉・北本市の解脱会御霊地で行われた。立正佼成会から庭野日鑛会長、川端健之理事長が参列した。
第10回フォコラーレ大志・交流使節団 信仰の役割見つめ、平和に向け協動
立正佼成会の青年代表による「第10回フォコラーレ大志・交流使節団」(団長=西由江習学部次長)の一行14人が4月28日から5月5日まで、イタリアを訪れた。2008年に始まる同使節団の派遣は、フォコラーレ運動(カトリックの在家運動体)と本会の青年が交流と対話を重ね、平和の実現に向けた信仰者の役割を見つめることが願い。節目を迎えた今回は、社会の問題に目を向け、具体的な協働を通して信仰の意義をかみしめた。