心の悠遠――現代社会と瞑想

『心の悠遠――現代社会と瞑想』(3) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)

マインドフルネスと禅

ここ数年の間で日本でもよく耳にするようになった「マインドフルネス」は、仏教から宗教色が排除されたアメリカ発祥の瞑想(めいそう)法などとも紹介され、逆輸入のような形で日本にもブームをもたらした。

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『心の悠遠――現代社会と瞑想』(2) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)

純粋な人間性が、心の奥底に

米・コーネル大学でアジア研究学の修士号、ならびに宗教学の博士号を取得後、私は、カリフォルニア大学バークレー校仏教学研究所やスタンフォード大学HO仏教学研究所、セント・メリーズ・カレッジで教壇に立ちながら、定期的にこれらの大学やシリコンバレーのGoogle本社、ヴァージン・アメリカ本社で「禅マインドフルネス」と名付けて坐禅会や茶道体験セミナーを開いてきた。

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『心の悠遠――現代社会と瞑想』(1) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)

アメリカの宗教学に魅せられ渡米

2017年12月11日(月)早朝、米・ニューヨーク市マンハッタンの主要バスターミナル、ポートオーソリティー付近のタイムズスクエアにつながる地下通路で爆発があった。体に手製のパイプ爆弾を巻き付けていた容疑者の男は拘束されたが、容疑者のほかに少なくとも3人が負傷したと伝えられている。ポートオーソリティーは世界で最も利用者の多いバスターミナルで、一日約22万人もの利用者があるマンハッタンの交通の要の一つである。

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