バチカンがAI委員会を設置(海外通信・バチカン支局)
バチカン記者室は5月16日、ローマ教皇レオ14世が「総合的人間開発省」内に「人工知能(AI)に関するバチカン諸機関間合同委員会」の設置を認可したと公表した。
神によって創造された素晴らしき人間性によるAI管理を/教皇回勅(海外通信・バチカン支局)
人工知能(AI)は国際法による制御や規制、枠組もなく、国政レベルでの法的対応も定かではないまま、急速な発展を遂げ、いまや人間生活のあらゆる分野に侵入し、行動形態の変革を迫っている。5月14、15日に北京で開催された米中首脳会談では、中心テーマの一つともされた。「中国外務省は19日、米中両首脳が先週の会談で、人工知能(AI)について政府間対話を実施することで合意したと明らかにした」(19日付「47NEWS」電子版)。(テロ組織などによる)AIの悪用、予測できずに制御不能となった場合の対処、特に軍事利用に関し、いまだ何の国際合意も成立していない。ましてや、AIの使用に関する倫理規範は、世界諸宗教界でも見当たらない。
食から見た現代(27) 犬が海の王者・サメをパクリ!? 文・石井光太
中華料理で用いられる「フカヒレ」は、サメのヒレを加工した高級食材だ。姿煮やスープとして食べたことのある人も多いだろう。
「バチカンから見た世界」(180) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
-「平和の神学」を説き続けるレオ14世(9)-
カトリック教会史上初の米国人ローマ教皇であるレオ14世が、バチカンでの教皇選挙(コンクラーベ)によって選出されてから、5月8日で1年が経過した。選出直後にバチカン広場を見渡す聖ペテロ大聖堂(サンピエトロ大聖堂)の中央バルコニーに立ち、参集した大群衆に向かい「あなたたち皆さんに平和がありますように」とあいさつして以来、「一握りの独裁者によって世界が破壊されている」という「地上の国」の露呈する壊滅的な状況の中で、愛を原点とし、平和を宇宙創造の秩序とする「神の国」の到来に対する希望を示す、「平和の神学」を説き続けてきた。
内藤麻里子の文芸観察(80)
凪良(なぎら)ゆうさんの『多類婚姻譚』(講談社)は、結婚をめぐる関係性を通して、現代社会を生きる多難さが浮き彫りになる短編集だ。結婚間際のカップルもいれば、結婚という形にとらわれない登場人物もいる。解像度高く現代人を見つめている。







