TKWO――音楽とともにある人生♪ ピッコロ・丸田悠太さん Vol.2

小学2年生でフルートを始め、「ずっと吹き続けたい」という一心で音楽大学に進学した丸田悠太さん。やがてプロの楽団でのエキストラ出演を機に、オーケストラの演奏家を志した。ピッコロを演奏し始めたきっかけ、そしてその魅力とは。

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唯仏与仏(3) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

「如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)」には、「毎に自ら是の念を作す 何を以てか衆生をして 無上道に入り 速かに仏身を成就することを得せしめんと」と説かれています。※1

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(15) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

リアル一休さんはタイにいた!(前編)――小坊主さんたちの仏教サマーキャンプ

一足早く夏がきた。タイでは3月から5月半ばまでが夏休み。最も暑い季節である。この時期、私には楽しみにしている出会いがある。それは「一休さん」。古い日本のアニメだが、タイ人なら誰もが知っている。リアル一休さんとは、つまり、沙弥(しゃみ=未成年の僧侶)のことだ。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(9) 文・黒古一夫(文芸評論家)

安定成長期にあって「途方に暮れる」僕たち

1960年代の半ばから順調に進展してきた高度経済成長も、70年代に入ると安定成長期に入る。そんな70年代は、半年余りで6421万人余りを集めた日本万国博覧会(大阪万博 1970年3月15日~9月13日)と、同じ年の11月25日に起こった、ノーベル文学賞候補・三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)で衝撃的な自刃(割腹自殺)を遂げた「三島事件」で始まった。この二つの事実は、70年代がどのような様相を呈するものになったかを如実に物語っていた。

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